中国周报(第432号)2010.12.03発行

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1、中国週報（第432号）□□□□□□□□□□□□□□□□2010.12.03発行----------------------------------------------------------------------　　　　　　○発行元：中国通信社　○協力：日本僑報社━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■目次■☆特集１☆６カ国首席代表の緊急協議で情勢「冷却化」図る　新華社解説☆特集２☆黄海での韓米演習を前に中国が厳重警告　新華社解説■中国政治■◇１２月１日から改正国家賠償法などの法律・規定実施◇「外国企業常駐代表機関登録管理条例」公布　営利活動を禁止

2、■中国経済■◇中国の公認会計士９６人がすでに海外の資格を取得◇中国の一部化学肥料の輸出関税１１０％に引き上げ　１２月１カ月間■社会・文化・科学・スポーツ■◇中国、高導電率ナノ粉体新材料を研究開発◇広州アジア競技大会閉会　中国が８回連続金メダル第１位◇嫦娥２号、世界で最も解像度の高い「全月面画像」作成へ◇バダインジャラン砂漠とテングリ砂漠の合流　中国が甘粛で阻止◇ウランハドで紅山文化期のブタの顔をもつ岩画発見■中日関係■◇中国、遺棄化学兵器廃棄の加速を日本側に求める◇中日韓３カ国の１０都市が自由貿易圏の試験田構築へ■中国外交■◇李明博大統領、戴秉国国務委員と会見◇戴秉国国務委員、米国務長

3、官と電話会談　朝鮮半島情勢について意見交換◆編集後記◆★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★★★-13-☆特集１☆６カ国首席代表の緊急協議で情勢「冷却化」図る　新華社解説　緊張を増す朝鮮半島情勢に直面し、中国政府の武大偉朝鮮半島担当特別代表は２８日、中国は来月上旬の北京での６カ国協議首席代表による緊急協議開催を提案すると発表した。　中国外務省の臨時記者会見で収容人員約２００人の記者会見場「ブルーホール」は空席がなく、通路にも内外メディアの記者が立って「重要情報」の発表を待っていた。午後４時３０分ごろ、武大偉氏が壇上に立った。　「朝鮮半島情勢に適切に対応するた

4、め、２００５年９月１９日の『６カ国協議共同声明』に基づき、中国は慎重に検討し、来月上旬に北京で６カ国協議首席代表による緊急協議を行い、現在、各国が関心を寄せる重大な問題について意見を交換することを提案する」、武大偉氏はこう発表した。　これは朝韓交戦事件後、朝鮮半島情勢が緊張に向かう状況の中で中国の緊張緩和をはかり、接触・対話を促すための最新の態度表明である。中国の提案に対し、これまでのところ６カ国協議各国の論評はない。　アナリストは、現在の情勢の下、中国の提案は「タイムリー」、「必要」、「建設的」とみている。　「朝鮮半島の衝突さらに戦争の危機の敏感な時期に中国がタイムリーに緊急協議を提

5、案することは必要なものであり、建設的なものである」、清華大学国際問題研究所の劉江永教授は新華社記者の取材にこう語った。　朝鮮（北朝鮮）と韓国は２３日、半島西部海域の係争のある「北方限界線」（ＮＬＬ）付近で相互に砲撃を行い、韓国側で４人が死亡した。交戦事件に対応するため、韓国と米国は２８日から４日間の予定で、韓国西部海域（黄海）で合同軍事演習を開始した。米空母ジョージ・ワシントンが演習に参加しており、演習は主に対空防衛と海上交戦能力に関するものである。　韓米軍事演習に対し、同日付け朝鮮の新聞「労働新聞」は論評を発表し、韓米がすべての軍事挑発行動をやめるよう要求し、そうしなければ引き起こさ

6、れるすべての重大な結果の責任をすべて負うことになると述べた。　交戦事件後、６カ国協議の議長国である中国は関係方面に自制を保ち、情勢の悪化を回避し、６カ国協議再開のために積極的に条件を作るよう何度も促した。中国外務省報道官はすでに５回、態度表明を行った。楊潔チ（竹かんむり＋褫のつくり）外務省長は朝鮮の池在竜中国駐在大使と会見し、また韓-13-国の金星煥外交通商相、米国のクリントン国務長官、ロシアのラブロフ外相、日本の前原誠司外相と電話会談を行い、現在の朝鮮半島情勢などについて意見を交換した。（北京１１月２８日発新華社）━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━

7、☆特集２☆黄海での韓米演習を前に中国が厳重警告　新華社解説　韓米がまもなく黄海で合同軍事演習を行うことに対して、中国外務省の洪磊・報道官は２６日夜北京で、いかなる国が中国の排他的経済水域（ＥＥＺ）内で許可なくいかなる軍事行動をとることにも反対する、と態度を表明した。　洪報道官は記者の質問に答えて、この問題における中国の立場は一貫しており、明確であると述べた。　韓米が今回合同演習を発表した後、中国政府が正式に立場を表明したのはこれが初めて。報道官