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时间:2020-10-26
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1、2010年度「上級経営Ⅱ」課題2報告(2010年12月9日:金融太郎)ある稲作モデルの市場均衡金融太郎名古屋大学大学院YY研究科ZZ専攻(学籍番号XXXXXX;finance@nagoya-u.ac.jp)1.本分析の目的本報告では,講義で取り上げた簡単な稲作モデルを例に取り,合理的な個人の意思決定と資本市場の均衡を明らかにする.2.稲作モデルの内容本モデルは下記の特徴を持つ.・経済主体は種籾を持つA氏と種籾を持たないB氏の2人だけである・経済主体の生産活動は米の生産だけである・経済主体の消費活動は米の消費だけである・経済主体はいずれも期待
2、効用最大化原理に従って行動する・経済主体はいずれもリスク回避的である・種籾を持つA氏は種籾を持たないB氏に10kgの種籾を期初に貸し付ける・B氏は借り受けた種籾を播いて耕作し,期末に40±αkgの収穫を得る・B氏の収穫は不確実であり(α>0),40kgを上回る(+α)確率と下回る(-α)確率はいずれも50%である・B氏の収穫の内,24kgは労働報酬としてB氏が確実に手にできる(期初の労働契約)・残り16±αkgの収穫をA氏とB氏が分配する3.問題:期初における契約の内容上に述べた経済モデル(稲作モデル)では,B氏が生産した米40±αkgは,
3、労働,資本(種籾),リスク・テイクの3要素に対して分配される.この分配が経済主体の交渉(合意)によって定まる場合,これは市場均衡にあたる.この分配の内,労働に対する報酬は,その提供者であるB氏が24kg受け取る合意が既にできている(労働市場の均衡).一方,A氏が提供した資本(種籾)に対する報酬は未だ明らかでない.また,B氏の収穫の不確実性(±αkg)を誰がどのように負担するかも明らかでない.すなわち,B氏の総収穫から労働報酬を引いた16±α62010年度「上級経営Ⅱ」課題2報告(2010年12月9日:金融太郎)kgに関して,(1)A氏が提供
4、する資本に対する報酬,(2)不確実性の負担に対する報酬,(3)不確実性の分担割合の3項目が依然不明である.このため,これら3項目を予め契約で定める必要がある.そして,この契約の内容こそ,この経済モデルにおける資本市場の均衡といえる.4.個人(経済主体)の意思決定の定式化この稲作経済では,経済主体(A,B)はいずれもリスク回避的であり,それぞれ自己の期待効用の最大化を目指す(2節参照).このため,これら経済主体の意思決定は,各自の期待効用関数の最大化問題として定式化できる.たとえば,種籾を提供するA氏の意思決定問題は次のように定式化できる.(
5、1)ここで,E[・]は期待値オペレータであり,チルダ(~)は当該変数が確率変数であることを強調している.uA(・)はA氏の効用関数であり,wAはA氏が期末時点で保有している米の量である.また,vAはB氏に対する種籾貸付け以外の事由によるA氏の米保有量を表す(期初時点で確定している).これに対し,D,cA,δ,eはいずれもB氏に対する種籾の貸し付けに関する変数である.まず,eはB氏の収穫の不確実性を表す確率変数であり,50%の確率で+α,50%の確率で-αになる.eがどちらの値になるかは期末まで分からず,期初時点の期待値はゼロである(E(e)
6、=0).次に,δはこの不確実性を全て負担した時に与えられる報酬であり,その大きさは期初の交渉(契約)によって確定的に与えられる.また,cAはこの不確実性をA氏がどのくらい負担するかを表す変数であり,これも期初の交渉(契約)によって確定的に与えられる.そして,Dはリスク負担の有無に関わらず,種籾(資本)を提供したA氏に対して与えられる報酬であり,これも期初の交渉(契約)によって確定的に与えられる.同様に,A氏から種籾(資本)を借り受けて耕作(事業)を行うB氏の意思決定問題は次のように定式化できる.(2)ここで,uB(・)はB氏の効用関数であり
7、,wBはB氏が期末時点で保有している米の量である.vBはA氏から借りた種籾耕作以外の事由によるB氏の米保有量を表す(期初時点で確定している).また,δとeは(1)式と同じであり,cBはB氏の収穫の不確実性をB氏がどのくらい負担するかを表す変数である(期初の交渉(契約)によって確定的に与えられる).なお,B氏は種籾10kg(資本)を全てA氏から借り受けているため,この資本に対する確定的な報酬は期待できない.ただし,リスク負担による確定的な報酬は,負担の程度(cB)に応じて期待できる(cBδ).また,2人のリスク負担の割合(cAとcB),および
8、経済全体のリスク負担報酬(δ)と資本提供の報酬(D62010年度「上級経営Ⅱ」課題2報告(2010年12月9日:金融太郎))の間には次の関係が成立する(市場の清算条件).(3)5
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