環境視点からのものづくりの課題 と今後の方向性

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1、110PanasonicTechnicalJournalVol.62No.2Nov.2016招待論文環境視点からのものづくりの課題と今後の方向性東京大学大学院工学系研究科精密工学専攻教授梅田靖づくりを含む人類の活動が,地球の許容量を超えつつあ1.はじめにり,これまでのような大量生産・大量消費・大量廃棄をものづくり,ここでは広い意味での製品の設計,生産続けて行くことはできないということであった[1].そのの意味で用いる,が環境との関わりで語られるようにな流れのなかで,インバース・マニュファクチャリング[2],ってからおよそ20年

2、が経(た)った.もちろんそれ以前循環生産といった,資源を循環させながら,物質の消費から,公害問題や大気汚染は非常に大きな環境問題であと価値の提供を切り離すことにより,生活の質の維持向った.しかしそれは,主として工場の排気,廃液の問題上と環境問題解決の両立を図るものづくりのコンセプトであった.一方で,1995年以降は,対象がオゾンホールが提唱されてきた.や地球温暖化といったように地球規模の問題になり,使この流れのなかで1つの理想的な解が,家電リサイクル用段階での温暖化ガス排出,使用後の段階の使用済み製法に基づき,家電メーカーが作

3、り上げた家電リサイク品の問題など,製品そのものが問題とされるようになっル・システムである.確かに,使用済み製品の半分程度た.そのため,これ以降,「拡大生産者責任」と呼ばれるしか回収できていない,対象製品が大型家電4品目に限らように,製品の一生を考えた設計,生産が少なくとも考れている,いまだに逆有償(消費者がリサイクル料金をえ方としては広く普及した.この1つの模範例が製品の省負担しなければいけない)といった課題は残るものの,エネ化と家電リサイクルということになろう.「拡大生産者責任」を文字通り実現し,家電メーカー自ところが,20

4、14年頃からヨーロッパからCircularらがリサイクルを実行するというシステムを,欧州に先Economy(循環経済)という考え方が叫ばれ始め,環境駆けて作り上げたことは特筆に値する.メーカーがリサを考えたものづくりの流れが一段階グレードアップしそイクルを実行することによって,使用済み製品の状態やうな状況にある.同様の時期に叫ばれ出したドイツ発のリサイクル性の善しあしが製品設計にフィードバックさIndustrie4.0や,IoT(InternetofThings),CyberPhysicalれるという情報の好循環が生まれている

5、(と信じている).Systems,IndustrialInternet,ビッグデータなど,「情報化・また,メーカーがリサイクルを担当することにより,家ネットワーク化」の流れと相まって,今後のものづくり電リサイクル法施行当時大きな問題になっていたプラスの方向性に大きな影響を与える可能性が高い.チックのリサイクルについてもコンスタントに技術開発本稿では,ものづくりと環境問題の関係のこれからのが進み,長足の進歩を遂げている.本稿で議論したいのトレンドを概観したうえで,今後の設計の在り方としては,このような,製品ライフサイクルのシステ

6、ム論なの「ライフサイクル設計」という考え方を紹介する.である.その当時に作られた「循環型社会」,「3R(リデュース,リユース,リサイクル)」は先進的なコンセプトで広2.わが国におけるものづくりと環境問題の関係く普及したが,一方で,当時の最重要課題は,埋め立て前章で述べたように,1990年代半ば以降,環境を配慮処分場であり,大型家電品の不法投棄問題であった.そしたものづくりが急速に広まって行った.例えば,省エの意味で,3R行政は依然としてゴミ問題の解決が発想のネ設計,リサイクル性設計,鉛フリーはんだへの切り替原点にある.加えて,

7、目指していた循環生産にしても,えなどである.ここでの特徴は,先に述べたように環境家電リサイクルがある種の到達点になってしまい,その問題のグローバル化であり,「拡大生産者責任」,すなわ後,大きな進展が得られている訳ではない.とすると,ち,生産者が生産した製品の一生に対して責任を負う,大量生産・大量消費・大量廃棄から,大量生産・大量消という考え方である.さらにその根本にあるのは,もの費・大量リサイクルへ移行しただけであり,それがわれ38環境生産革新特集:環境視点からのものづくりの課題と今後の方向性111われが本来目指すべき,持続可

8、能性,もしくは,持続可ミをきれいにする,埋め立て処分場を延命化するという能なものづくり(注1)なのかという疑問が提起されていることが目的となり,そのためにはコストがかかるのは仕し,少なくとも国内においては,閉塞感が漂う状況にあ方がないという発想になってしまう.循環経済は,経済

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