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时间:2019-05-26
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1、講義「インフラストラクチャーの計画と設計」における創造性育成教育人間環境システム専攻屋井鉄雄人間環境システム専攻室町泰徳土木工学専攻藤井聡土木工学専攻福田大輔1.はじめに東京工業大学土木工学科/開発システム工学科土木コースでは,土木施設の計画から設計までを模擬的に体験することを狙いとした「インフラストラクチャーの計画と設計(旧名:土木施設計画設計B)」という演習形式の講義を必修科目として位置づけています.学科配属直後で専門教育を十分に受けていない学部2年生を対象としており,計画や設計の楽しさや難しさを早い時期から理解することによって,後に彼
2、らが学ぶであろう各種専門講義の意義や重要性の理解を促すことを狙いとした講義です.本講義では,以下のような具体目標を掲げています.1.必ずしも「正解」が存在しない「実践」を体験することを通じて,土木計画には創造性が不可欠であるということを,実感を伴う形で理解させる.2.毎年同じ個別テーマを設けることによって,過去との競争状況を創出する.それを通じて,「進歩」の必要性を認識させ,その実体験をもたらす.3.問題解決能力および総合的判断能力を育成する.4.外部の実務レベルとの接触機会を与える.優れたグループには,実務担当部署での発表機会を与える.5
3、.以上のような,創造性,問題解決能力,総合的判断力,実務との連携が必要とされる授業を,専門教育の初期段階で体験することで,専門教育全般に創造性や創造的判断力が必要であることを理解させる.本講義は,1985年頃開講という古い歴史を持ち,当時は,同一のテーマ(駅前広場の計画と設計)を複数のグループが互いに競争をしながら進める方式でしたが,1989年以降,異なるテーマをグループの数だけ用意し,発見すべき問題の種類,実施する現地調査の内容,分析方法,設定する代替案の種類,評価方法等,全てがグループ毎に異なるように工夫しています.その結果,国際空港の
4、計画から駅前広場の設計まで,より広範囲の多様な課題をクラス全体で扱うことができ,各グループの検討の成果を,発表会などを通じて全員が共有できることになりました.講義1)の運営手順に関しては,以前の報告でも詳しく説明していますが,最近では,スタッフの構成や土木プロジェクトを取り巻く社会環境も変化し,それらに対応して,上記のような具体目標を掲げ,さらに,計画の現場に携わる外部講師による講義や建設現場の視察を組み合わせることによって,より多面的な学習が行え,その後の専門科目の学習意欲を高めるように工夫しています.本稿では,インフラストラクチャーの計
5、画と設計で行っている最近の取り組み(特に,創造性育成の観点から行っている新たな試み)に関して報告します.2.講義の概要とテーマ設定図-1に当学科,及び,関連大学院(土木工学専攻,人間環境システム専攻,国際開発工学専攻)における土木計画系の講義の体系を示します.これを見て分かるとおり,学生は,インフラストラクチャーの計画と設計を受講する段階では,計画策定に必要な数学的方法論の学習しか行って学部2年前期基礎統計解析環境計画演習・統計データの処理・多変量解析2年後期土木計画インフラストラクチャーの計画と設計・土木計画の歴史と枠組み・交通,都市施設
6、の計画と設計(演習)・数理最適化・現場見学・需要予測論・グループディスカッション・経済分析(計量経済モデル,・外部講師特別講演産業連関分析,費用便益分析)測量学測量学実習・代替案設定,事業評価,組織評価3年前期公共経済学交通計画3年後期都市計画学土木史・消費者行動・交通需要予測・都市計画史・企業行動・交通計画技術史・都市計画制度・市場均衡・交通政策論・比較都市計画論・厚生分析・交通計画プロセス・都市計画技術・料金システム・総合交通体系論・都市解析・参入規制・財源制度・都市/交通経済国土計画特別講義・各種土木施設の見学・外部講師講演4年前期土
7、木工学セミナー・卒業論文の中間報告(共通報告会)卒業論文大学院土木解析学第二交通計画特論・統計解析手法・交通計画制度と歴史・計量経済分析手法・交通計画策定プロセス・諸外国の交通計画事例都市計画・都市計画制度公共投資論(H18以降廃止予定)・文献・現場調査・投資の決定メカニズム・費用便益分析公共心理学都市/交通計画と環境・社会的ジレンマ・理論仮説と実証建設マネジメント特論修士論文図-1土木計画系講義の体系おりません.本講義で要求する内容のほとんどは,2年後期の土木計画,3年時の交通計画,公共経済学および都市計画学の講義,さらには,大学院におけ
8、る各種関連講義で学ぶことになります.このように,具体的な社会資本整備プロジェクトの計画設計演習をまず体験させることにより,以後の専門講義で学ぶ内容の意義や重要性を,学生が再認識し
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