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时间:2019-06-16
《「の」と「こと」初级の现场で活用する文法の知识》由会员上传分享,免费在线阅读,更多相关内容在教育资源-天天文库。
1、14 「の」と「こと」初級の現場で活用する文法の知識初級で学習する「の」と「こと」をどのように整理して学習者に提示するのがいいのか。実際の現場での指導と教師の側の知識とを対比させながらまとめてみました。「の」と「こと」を整理するにあたっての基本姿勢一般に「の」「こと」は形式名詞として扱われますが、「形式名詞」の定義というものは識者のあいだでも統一されたものはなく、したがって、それにこだわって指導する必要もないと思われます。しかし、<具体的に何かを差し示す名詞>と<そうではない名詞>との区別は指導の上でも有益だと考
2、えます。実際初級のシラバスでは前者から後者に進むのが一般的だと思われるので、ここではこの二分法を前提にして、どの程度の分類が学習者にとって適当なかを考えながらまとめてみました。したがって、分類に際して使用した用語は学習者への指導を前提につくったもので、文法上の用語とは必ずしも一致していません。(文法上の概念や用語は「文法の知識」のコラムを参照のこと) 文法の知識意味論的には「本」や「先生」のようにそれ自体で何を示すかはっきりしているものは<実質名詞>と呼ばれ、それ自体では何も示さず、ただ何らかの意味を示す形式と
3、して働くものを<形式名詞>と呼ぶ。例えば、『わけ』は<実質名詞>として「訳を言いなさい」と使うが、それが「それでこうなったわけです」の『わけ』は<帰結説明>という機能をもつ<形式名詞>になっていると考える。統語的には上の例のように<形式名詞>は常に連体詞や節によって修飾されることによって、その機能が明示されるという特徴がある。注:上の<形式名詞>の考え方にしたがえば下の分類は1も2も<形式名詞>としてくくる ことが可能である。 実際『外国人のための日本語例文・問題シリーズ 形式名詞』(荒竹出版)では、 1も
4、2も<名詞化>という用法でひとまとめにされている。 しかし、上の基本姿勢にも書いたようにこの区別は学習上有益なことと考えるので ここでは1と2のように分類して指導する方法をとった。1「名詞」としての使用「の」:<何か具体的なモノを示す、モノの代用> 1)名詞の省略 *名詞文「~はAのBです」を勉強してから 私の[本]はこれです。 →私のはこれです。 これは田中さんの[ペン]です。 →これは田中さんのです。 これは日本の[時計]です。 →これは日本のです。 2)名詞の代わり
5、 *形容詞による修飾、疑問詞「どんな」を勉強してから このシャツは小さいです。 もっと大きい[シャツ]がありますか。→もっと大きいのがありますか。 どんな[もの]がありますか。→どんなのがありますか。 *連体修飾節を勉強してから あなたが買った[名詞]を見せてください。→あなたが買ったのを見せてください。 きのう食べた[名詞]が一番おいしかった。 →きのう食べたのが一番おいしかった。 *倒置文/強調構文 この映画が一番おもしろかった。→一番おもしろかったの[=もの]
6、はこの映画です。 私は木曜日に休みました。 →私が休んだの[=日]は木曜日です。 きのう山田さんが休みました。 →きのう休んだの[=人]は山田さんです。 私は友達の家に行きました。 →私が行ったの[=ところ]は友達の家です。 文法の知識この「の」はいわゆる『橋本文法』で<準体助詞>と呼ばれるものである1)は<下略の「の」> 2)は<準代名詞>と呼ばれることがある「こと」:<何か内容を示す、「~スル、~デス」などの情報を示す> *名詞文、動詞文、疑問詞「何」「どんな」を勉強してから
7、 日曜日には何をしますか。 →日曜日にはどんなことをしますか。 (内容例:本を読む/テレビを見る、など) 山田さんから何を聞きましたか。→山田さんからどんなことを聞きましたか。 (内容例:先生はおもしろい/あした休む、など) それは山田さんから聞きました。 →そのことは山田さんから聞きました。 *連体修飾節を勉強してから 何もすることがありません。 (内容例:仕事をする/勉強する、など) ちょっと
8、聞きたいことがあります。 (内容例:これは何ですか/どこですか、など) この本を読んで感じたことを書いてください。(内容例:おもしろい/つまらない、など) 指導のポイントこの<名詞>としての使用法は「モノ」と「内容」に注意させれば、それほど難しいものではないと思われます。「内容」という概念は文の下に吹きだしのようなものを作り、上のような例をあげれば理解しやすいで
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