试论蟹工船现象

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1、试论“蟹工船现象”「蟹工船現象」試論作者姓名：尹旋专业名称：日语语言文学指导教师：徐明真教授学位类别:文学硕士答辩日期：2015年6月2摘要小林多喜二（1903.12.1-1933.2.20）作为日本无产阶级文学的代表作家，将一生贡献给了日本无产阶级革命。小林多喜二在短暂的生命中完成了《蟹工船》《不在地主》《工厂细胞》等作品，其中最为人们所熟知的是长篇小说《蟹工船》。小说描述的是经受非人待遇，忍受苛刻劳动的渔工们的罢工。该小说截至1945年一直受到战时日本当局的镇压，二战结束后，伴随无产阶级文学的复

2、兴，一时大量出版过，到了60年代，再次进入低迷期，年仅销售5000册。但是进入21世纪后又再度成为阅读热点，2008年仅一年时间，共销售丛书版、漫画版等80万册，一跃成为最畅销书。与此同时，还被读卖新闻、朝日新闻、每日新闻、产经新闻、日经新闻大势报道，书名入选当年的“新语·流行语”之流行语排行榜前十位，“蟹工船现象”名副其实地成了社会热点话题。《蟹工船》的复活主要在于现代人的共鸣，现代穷忙族和渔工们一样生活艰辛，由此而生的共鸣感。但同时，剖析渔工们的精神层面，其也给予现代人以启发意义，感动着现代人。

3、因此《蟹工船》才能经久不衰，2008年形成了“蟹工船现象”。本文主干部分由四章构成。第一章首先介绍了小林多喜二的生平经历、文学特色，之后聚焦于《蟹工船》，介绍了《蟹工船》的内容及“蟹工船现象”，总结了其复活的原因。第二章从社会背景、生活状况方面对比分析了小说中的渔工和现代穷忙族的特点，总结出虽然两者具有相同点，实质上却有很大不同。从社会背景看，渔工和现代穷忙族都经历了经济不景气、贫富差距扩大；从生活状况看，渔工和现代穷忙族都过着艰辛的生活，工作条件恶劣。但是，渔工经历的经济不景气·贫富差距都是绝对化

4、的，工作条件·强度也是超出了身体可以承受的程度。现代穷忙族所经历的经济不景气·贫富差距都是相对的，是在不断改善中并有希望改善成功的。工作条件·强度也是人体可以承受的，只是存在工作不稳定·待遇不完善·培训机会少等问题。第三章主要分析了小说中的渔工与现代穷忙族在反抗方式上的差异。渔工是逐步采取有意识、有秩序、有组织的反抗方式，现代穷忙族却是采取无组织、不合理、不合法的防抗方式，不断走向黑暗。第四章基于前述渔工和现代穷忙族的异同，进一步提出，《蟹工船》中渔工所具有的如下I三点精神，正是现代穷忙族所缺乏的、

5、应当向渔工学习的，即：积极的生活态度、团结精神和顽强的生命力。关键词：蟹工船，蟹工船现象，渔工，穷忙族II要旨小林多喜二（1903.12.1-1933.2.20）は日本プロレタリア文学の代表作家で、日本プロレタリア革命のために命まで貢献した人である。短い生涯で『蟹工船』『不在地主』『工場細胞』などのプロレタリア文学作品を残してくれた。そのうち、最も名高いものは『蟹工船』であり、人間的な待遇をされず、過酷な労働を強いられた漁工たちのストライキを描いた長編である。この作品は、1945年までは軍国主義体制

6、によって禁じられていたが、20世紀40年代後半から50年代にかけて、プロレタリア文学の蘇生に伴って、大量に印刷・販売された。その後、1960年代にまた低迷期に入り、年に5000冊しか売れなかった。しかし、2008年に、一年間だけで文庫版・漫画版などを合わせて80万冊をも販売でき、一躍してベストセラーになった。その盛況は読売新聞を皮切りに、朝日・毎日・産経・日経などの全国紙に大きく取り上げられ、同年末の「新語・流行語大賞」で流行語トップ10に選ばれ、「蟹工船現象」と呼ばれ並々ならぬブームを起こした。本

7、稿はつまり、「蟹工船現象」を課題にしてできるだけ詳細な考察をしてきた。本論は四つの部分からなっている。第一章は小林多喜二の生涯経験・文学特色を紹介した上で、『蟹工船』に焦点を当て、『蟹工船』の内容及び「蟹工船現象」を説明し、作品の復活の原因を纏めてきた。第二章は社会背景や生活実態の面から漁工たちと現代ワーキングプアとを比較し、両者には共通点もある程度確認されているが、実質的にはよほどの差異が存在していることを明らかにした。漁工たちも現代ワーキングプアも不景気や格差の拡大を経験してきたし、厳しい生活・

8、勤務状況に置かれていたが、しかし、現代ワーキングプアと比べ、漁工たちの耐えてきた搾取と圧迫は桁が違うほど深刻なものであった。第三章は反抗方式の面から漁工たちと現代ワーキングプアの相違点を分析した。漁工たちは次第に意識的・秩序的・組織的な反抗に成長していったのに反して、現代ワーキングプアは即場的・無秩序的・無組織的な反抗にとどまり、あまり成長が見られていないことを明らかにしてきた。第四章は本稿のそれまでの論を踏まえ、漁工たちと現代ワーキングプアの異同に基づいて、漁工たち