芥川龙之介《地狱变》论——以亲子爱为中心

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1、芥川龙之介《地狱变》论——以“亲子爱”为中心重庆大学硕士学位论文（学术学位）学生姓名：李夫平指导教师：王红副教授专业：日语语言文学学科门类：文学重庆大学外国语学院二〇一四年四月芥川龍之介『地獄変』論――「親子愛」をめぐって重慶大学修士論文氏名：李夫平指导教官：王紅助教授専攻：日本語言語文学学科分野：文学重慶大学外国語学院二〇一四年四月重庆大学硕士学位论文中文摘要摘要本论文在总结相关的先行研究成果的基础上，对《地狱变》主人公・良秀的人物形象提出笔者的论述方向，即论述良秀在父女关系中所表现的亲子爱的相关内

2、容。首先，从作品的结构来论证叙事者的叙述的可信性，包括叙事者的身份特征、叙事方法及叙述的时间线索等。“我”既是故事的叙述者，又是故事中的出场人物和某些事件的参与者。在良秀自杀数十年后，叙事者以回忆的形式讲述地狱变事件。通过对其在事件不同时段的表现进行分析，可以发现，叙事者对良秀、良秀女儿及大公三者之间的关系的认识中，对良秀的亲子爱行为和思想的存在持有的态度是朝着肯定的倾向发展的。另一方面，从良秀的疼爱、保护女儿的表现、猴子的形象、女儿被烧的场景以及良秀自杀等事件的分析来看，其实良秀的亲子爱是存在的，良

3、秀并未因为艺术追求而不顾一切的伦理道德。接下来，将对芥川龙之介的人间爱思想的特点进行分析。芥川龙之介“不赞①成为了艺术的艺术”（芸術の為の芸術には不賛成）。他追求艺术的同时，也在对人性特点进行探索。在相关内容的研究中，东乡克美曾表示“对人间爱的渴望是他（芥川龙之介）思想的鲜明特点”。类似观点，芥川龙之介自己也曾在书信中②如下提到：私は今から謙遜に愛を求めています（今后我会谦逊地去渴求爱）。而且，对于人间爱的探索，在芥川龙之介的其他诸多作品中也被提及。总之，在艺术追求的道路上，虽然芥川龙之介对爱的存在带

4、有矛盾的态度，但是对人间爱的追求与探索，仍是他伦理道德思想特征的内容之一。《地狱变》中，主人公・良秀在面对亲子爱和艺术主义追求的纠葛时，遭受质疑，难以被人理解。所以说，在某种情况下，艺术追求和伦理道德之间横亘冲突。而这冲突可能会导致当事者陷入争议的漩涡。芥川龙之介的情形也是如此。所以，良秀对人性的思考中，隐藏着芥川的思想的影子。也就是说，从良秀的身上，我们可以看出芥川龙之介的人间爱思想的轮廓。所以，在芥川龙之介文学中，亲子爱为内容一部分的人性爱思想是他重视的方面。在探索艺术和人性的道路上，芥川龙之介渴

5、望和追求着人间爱。关键词:叙事者，可信性，亲子爱，艺术追求，伦理道德①芥川龙之介大正三年十一月十四日原善一郎宛『愛読書の印象』（北川伊男1981芥川龍之介の『偸盗』と愛．金城学院大学論集[Ｃ]国文学編23106頁）②芥川龙之介大正四年四月二十三日山本喜誉司宛書簡（北川伊男1981芥川龍之介の『偸盗』と愛．金城学院大学論集[Ｃ]国文学編23110頁）I重庆大学硕士学位论文要旨要旨『地獄変』の先行研究の中で、芸術主義と人間倫理道徳をめぐって良秀の人間像について、肯定論と否定論という二つの傾向があると思われ

6、る。本論文では、『地獄変』の主な登場人物・良秀とその娘との関係を、良秀の「親子愛」を中心に検討していきたい。まずは作品構造の特徴から、物語の語り手であれ、登場人物でもある「私」の語りは信慿性を持っていると論証しておく。そして、語り手の「私」は良秀の人間愛の存在にたいして認めている態度を持っていると判断する。本論は論拠として、たとえば良秀の子煩悩、望め、猿と涙の位相および自殺などを通して良秀の親子愛の真相を明らかにし、親子愛を代表とする倫理道徳思想の見地から作品を読んでいきたい。良秀の親子愛を検討するこ

7、とは、芥川龍之介の倫理道徳思想、とくに人間愛の思想を究明する重要な手がかりになると思う。親子愛をめぐる作品分析結果を踏まえ、芥川龍之介のほかの多くの作品および関連作品の先行研究とむすび、芥川龍之介は良秀のように芸術追及と人間愛を対象とする倫理道徳との両者の矛盾状態に陥れていても、どれも捨てていなかったと説明できる。従って、新思潮派の代表人物とされる芥川龍之介は良秀のように、芸術追及に耽けていても、「芸術のための芸術には不賛成」であり、彼は人間愛をもとめて、倫理道徳思想のことを捨てていない。倫理道徳思想

8、は『地獄変』を代表作とする多くの芥川龍之介作品の重要な内容である。その中、芥川龍之介にとって人間愛はなかなか無視できない倫理道徳思想の一部である。したがって、『地獄変』における人間愛の内容である親子愛にたいする追求は、主人公・良秀の人物特徴でありながら、芥川龍之介の思想状態でもあると言える。キーワード：語り手、芸術主義、人間倫理道徳、親子愛II重庆大学硕士学位论文目次目次中文摘要......................................