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时间:2019-02-25
《葛西私たちが电気を使うことで出している放射性廃弃物とその処分について》由会员上传分享,免费在线阅读,更多相关内容在应用文档-天天文库。
1、葛西私たちが電気を使うことで出している放射性廃棄物とその処分について、日本のエネルギー事情を踏まえて3人で話をしていきたいと考えています。まず日本のエネルギー事情についてですが、資源に乏しい島国である一方、エネルギーを大量に消費する日本は、世界の先進国と比べてエネルギー自給率が非常に低いですよね。杤山いま日本のエネルギー自給率は4%ぐらい。原子力を国産と考えても、ようやく18%というのが現状です。また日本の食料自給率は40%といいますが、その食料を作るのにも膨大なエネルギーを投入しているわけです。つまり、実際にはエネルギー
2、をほとんど輸入している日本の食料自給率は、40%に満たないと捉えることができるでしょう。我々の社会は、こうしたエネルギー事情から成り立っているわけです。斗ヶ沢産業革命以降、世界は石炭や石油、天然ガスなどをエネルギー源として今の社会を築いてきたわけですが、日本にはそれらの資源が少ないから、エネルギー自給率が低いことは仕方がないことです。しかし、この先もそれでよいかというと、当然ながら今後はエネルギー自給率を高めていく必要があります。すなわち、脱・化石燃料をどう実現していくのかが重要な課題だと思います。葛西 いま脱・化石燃料と
3、いう言葉が出ましたが、私たち日本人は1970年代にオイルショックを2度経験しています。あの事件以来、日本における発電のバランスが変わってきたといわれますよね。杤山 日本はオイルショックの反省から、電源のためのエネルギーを分散することで電力の安定供給を図る「ベストミックス」という方針を取るようになりました。またその中で、電源のエネルギー資源としては石油にはできるだけ頼らないというのが基本的な姿勢となっていますが、電力量は年々増加しており、全体としてはまだまだ化石資源に頼っているというのが現状です。斗ヶ沢 石油の埋蔵量について
4、は、以前に予想されていたよりはもっとありそうだ、というようになっていますが、限りがあることに変わりはありません。石油は石油火力で燃やして発電するという目的以外に、石油化学など様々な形で我々の生活に恩恵を与えてくれます。そういう用途を考えると、少なくとも石油を燃やして発電するという行為は、一刻も早く終わらせなければならないのではないでしょうか。葛西オイルショック以降、日本では原子力発電を徐々に推し進めてきましたが、現状では日本の電気のどれくらいをまかなっているのですか?杤山およそ3割が原子力です。斗ヶ沢さんがおっしゃったよう
5、に、貴重な資源である石油を燃やしてしまうのは一番情けない使い方だと思います。できるだけそういう使い方はやめて、他のものに移っていきましょうというのが世界的な流れですね。ただし発展途上国などでは、燃やすだけで簡単にエネルギーが得られるという石油の力にまだまだ頼ることになるでしょう。そうした中で先進国である日本としては、できるだけ化石資源に依存する率を下げていくというのがこれからの正しい方向性だと思いますね。斗ヶ沢原子力発電には、現時点でみるとコストが他のエネルギー源に比べて低いことと、天候などに左右されず極めて安定した電源で
6、あるという二つの大きな利点があります。最近ではさらに地球温暖化の問題から、発電時にCO2を出さないというメリットがクローズアップされて、世界が原子力発電の見直しの動きに入っていますね。葛西今年は米オバマ政権が30年ぶりに原子力発電所を新規に建設するというニュースもありました。中東の石油産油国ですら原子力に注目しているという話もあります。杤山ただそれは「原子力が良い」から選ぼうというのではなく、消去法から来ていることも見逃せません。いつかは枯渇することが分かっている化石資源には頼りづらくなる一方で、国民の生活レベルを落とすわ
7、けにもいかない。仕方がないから原子力に頼ろうというのが実際のところであり、本当の意味で原子力に賛同して向かっているというわけではない、ということはきちんと分かっていた方がいいでしょうね。実際のところ、原子力はしっかり管理すれば安全に利用できる技術ですが、社会からはなかなか受け入れられていません。CO2の削減という意味では、化石燃料を原子力に変えることでものすごく大きなメリットがあるのに、なぜ原子力が受け入れられないのか? 本当の問題はここにあります。原子力発電を含めたエネルギーの問題とは、自分の社会がどうなっていくかという
8、ところにあるわけですから、もっともっと皆で真剣に議論し、考える努力が必要だと思います。斗ヶ沢私は原子力は過渡的エネルギーであり、将来的には、再生可能エネルギーこそが、エネルギー源の中心になるべきだと思っています。しかし現時点では、太陽光や風力といった再生可能エネルギーというのは、競争力が全くない状態です
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