課題分析表①.doc

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1、事例１【基本情報】利用者氏名A　様性別男生年月日　　　　　　　７０代前半受付者〇〇居宅介護支援事業所　受付日平成25年11月×日生活状況【生活歴】５人兄弟の３番目（次男）として生まれる。若い頃は広島市で土木業をしていた。妻、３人の息子と暮らしていたが、30代後半現自宅に帰り、家を継ぐこととなり両親と妻、子供と７人で同居。主に野菜作りや牛を飼い生計をたてる。次男、三男が独立し、約10年前に両親がが亡くなる。現在妻、長男と３人暮らし。H２５．８月脳梗塞にてB病院に入院、その後C病院に転院、老健Dでリハビリを行い、H２６．５月退院、在宅復

2、帰した。【家族状況】　□：男性　○：女性　*数字は年齢妻：７０代前半/小柄、腰痛あり　　主介護者長男：４０代後半、身元引受人　　　独身次男：４０代前半、広島市内在住三男：４０代前半、愛知県在住病　　　歴【経過・病歴等】H25　脳梗塞後遺症、右上下肢麻痺　　　失語症H22　慢性心房細動、高血圧症　　　気管支喘息【主治医】〇〇診療所　E医師日常生活自立度障害高齢者の日常生活自立度B1認知症高齢者の日常生活自立度Ⅳ認定情報要介護４課題分析（ｱｾｽﾒﾝﾄ）理由本人、妻の希望で在宅復帰を果たした。しかし在宅で生活をしてみて、本人の主訴をどこま

3、で受け止めているのかと感じる。サービス利用以外は横になって過ごすことも多い。また本人が病気をしてから同居の妻と長男の関係性が悪化しており、希望を伺っても意見がいつも衝突している。本人にとって今の支援で良いのか、課題分析を行う。主　　訴本人明確な主訴を伝えることはできないが、家で過ごしたいか？という問いに大きく頷く。妻と長男が言い争っている時は悲しい表情になる。時々リハビリを拒否して首を横に振る。元々趣味だった神楽や舞踊、大衆演劇の話になると笑顔になる。家族妻：病気後リハビリを頑張りここまで元気になったので、この状態を維持したい。自宅

4、で一緒に過ごしたい。前のように神楽や舞踊を見に行けなくなったが、夫と過ごす時間が楽しい。長男：病気が再発したり、悪化しないようにしてほしい。自分は仕事が大変なので、介護は手伝えない。母が自分の思い込みで介護するのが気になる。専門の人の意見を聞いてほしい。課題分析（アセスメント）概要課題分析標準項目状　　　　　態健康状態脳梗塞後遺症のため右上下肢麻痺。右下肢には装具着用。体調面は概ね安定しているが、季節の変わり目に気管支喘息発作が出る。イグザレルト1　×1錠（血液凝固阻止剤）ランソプラゾール15×1錠（胃酸の分泌を抑制）プレミネントL

5、D　×1錠（降圧剤）ユーロジン２　×1錠（不眠症治療薬）プランルカスト225　×2錠（気管支喘息薬）ADL歩行：4点杖と支えがあれば10メートル程度の歩行が可能。寝返り、起き上がり：時間がかかるが手すりを使って自分で行える。移動：転倒の危険性があり、必ず介護者が付き添っている。デイサービス利用時など遠距離の移動には車いす使用。入浴：デイサービス利用時に入浴。前側は自分で洗うが、背部や足先は介助が必要。自宅で尿失禁があったときなどは妻の介助でシャワー浴されることもある。食事：食べこぼしやむせはあるが、介護者の見守りのもと自分で摂取する

6、。退院時には水分にとろみをつけていたが、今はなくてもむせなくなってきた。着替え：健側は袖を自分で通すが、麻痺側は上衣もズボンも介助が必要。IADL調理、買い物、掃除、洗濯など家事全て妻が行っている。金銭管理は長男が行っている。受診は、主治医が訪問診療している。認知季節や生年月日も答えることができない。短期記憶もなく、家族がその都度助言していることが多い。コミュニケーション能力失語あり、「おはよう」「ありがとう」など限定した言葉は伝えることができる。また頷いたり首を振って意思を伝えることができるが、問われている言葉が理解できないことも

7、ある。社会との関わり元々は陽気で、社交的な性格。人と話をしたり、地域活動にも積極的に参加していた。脳梗塞発症後は自分で出かけることができない、電話も利用できないため、社会との関わりは乏しい。時々近所の方や地域の方が訪問し、声をかけてくださる。排尿・排便尿意、便意はわかる。本人が訴えたときトイレ、ポータブルトイレに誘導する。ズボンの上げ下ろしや、排便後の後始末は介助する。訴えたときにはすでに失禁していることもある。じょく瘡・皮膚の問題特になし。口腔衛生義歯の洗浄は妻が行う。うがいは口に含んで吐き出す程度でうまく行えない。食事摂取食べぼ

8、しはあるものの健側にスプーン、フォークを持ち自分で食べる。食事中むせや口の端から涎が出るため、刻んだりとろみをつける、見守りを行う。行動障害特になし。介護力主介護者は妻。献身的であるが、小柄で腰痛症あり、健康に不安あり。頑張りすぎて寝