欢迎来到天天文库
浏览记录
ID:10115722
大小:83.50 KB
页数:4页
时间:2018-06-10
《nsf造影剤使用関合同委员会报告》由会员上传分享,免费在线阅读,更多相关内容在行业资料-天天文库。
1、NSFとガドリニウム造影剤使用に関する合同委員会報告腎障害患者におけるガドリニウム造影剤使用に関するガイドラインNSFとガドリニウム造影剤使用に関する合同委員会社団法人日本腎臓学会 社団法人日本医学放射線学会委員長 細谷龍男 委員長 田村正三 岡田浩一 杉本英治堀尾 勝 対馬義人大野岩男 林 宏
2、光 福田国彦 【はじめに】重篤な腎障害のある患者へのガドリニウム造影剤使用に関連して、腎性全身性線維症(NephrogenicSystemicFibrosis:以下、NSF)の発症が報告されている。NSFはガドリニウム造影剤の投与後数日から数ヶ月、時に数年後に皮膚の腫脹や硬化、疼痛などにて発症する疾患であり、進行すると四肢関節の拘縮を生じて活動は著しく制限される。現時点での確立された治療法はなく、その死亡率は20~30%と推測される。
3、本ガイドラインはNSFのさらなる発生を防ぐことを目的としたものであり、ガドリニウム造影剤使用にあたっては、以下の方針を推奨する。【本文】1.ガドリニウム造影剤は、腎障害の有無にかかわらず、診断のために不可欠と考えられる場合のみ使用されるべきであり、投与にあたっては各々の医薬品添付文書に則り用法、用量を厳守すること。2.造影MRI検査にあたっては、性別、年齢、および血清クレアチニン値から推定GFR(推定糸球体濾過量:以下、eGFR)を算出して腎機能を評価することが望ましい(参考1)。なお、血清クレアチニン値は3ヶ月以内の採血
4、データを用いることを原則とする。ただし、造影MRI検査までの間に腎機能低下を生じた症例や、その可能性のある症例については造影MRI検査日直近のデータを使用する(参考1-4))。3.eGFRが30ml/min/1.73m2未満(透析症例を含む)の場合には、ガドリニウム造影剤使用後のNSF発症の危険性が高いとされており、非造影MRI検査、単純CT、超音波検査などの検査で代替えすべきである。4.eGFRが30ml/min/1.73m2以上、60ml/min/1.73m2未満の場合には、ガドリニウム造影剤使用後のNSF発症の危険性
5、が必ずしも高くないとする意見もあるが、ガドリニウム造影MRI検査による利益と危険性とを慎重に検討した上で、その使用の可否を決定すべきである。なお、その際には、NSF発生報告の多いガドリニウム造影剤の使用を避けるのが賢明であろう(参考2)。5.eGFRが60ml/min/1.73m2以上の場合には、ガドリニウム造影剤使用後のNSF発症の危険性が高いとする根拠は乏しいとされるが、必要最少量のガドリニウム造影剤を使用することが望ましい。6.すでにNSFと診断されている症例には、ガドリニウム造影剤は投与すべきではない。7.NSFな
6、らびにNSFとガドリニウム造影剤使用との関連については、未だ十分に解明されておらず、本ガイドラインは現時点で知り得た事実に基づくものである。今後新たな知見が得られることにより、本ガイドラインの内容は適宜変更されるものである。【参考】1.eGFRに関する諸注意1)日本人を対象とした以下の推算式を用いるのが望ましい。男性:eGFR(ml/min/1.73m2)=194xCr-1.094xAge-0.287女性:eGFR(ml/min/1.73m2)=194xCr-1.094xAge-0.287x0.7392)急性腎不全では腎機
7、能が安定していないのでeGFRによる評価は行うべきではない。3)GFR推算式は成人用であり、小児には適応されない。4)GFR推算式は妊娠中には適応されない(妊娠時の実測GFRデータが無い)。5)eGFRの正確度はGFR実測値の±30%の間に75%の症例が含まれる程度である。正確な腎機能評価が必要な場合にはGFR(イヌリンクリアランス)、Ccr(クレアチニンクリアランス)を実測する。CcrはGFRより高値となるのでx0.715で補正し、1.73m2の体表面積補正値で評価を行う。6)筋萎縮のみられる患者(長期臥床などによる廃用
8、性萎縮や筋ジストロフィー症、多発性筋炎、筋萎縮性側索硬化症などの筋萎縮性疾患)などクレアチニン産生量低下が認められる症例では、GFRが高く推算される。7)極端な体型、低栄養状態の症例、浮腫、胸水、腹水などの体液貯留時には誤差が大きくなる可能性がある。8)血清クレアチニン値の変動に関する以下の点に留意する
此文档下载收益归作者所有