化学物質審査規制法に基づく対策と 化学物質管理の …

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1、化学物質審査規制法に基づく対策と化学物質管理の最新動向について平成28年10月3日(月)環境省化学物質審査室百瀬嘉則本日の内容1.化学物質対策の基本的考え方2.化学物質審査規制法に基づく対策3.化学物質管理の最新動向2目次1.化学物質対策の基本的考え方2.化学物質審査規制法に基づく対策3.化学物質管理の最新動向3現代生活に欠かせない化学物質原材料中間原料廃棄物鉱山、油田加工工場防虫剤(LAS)製品工場(抗生物質)製品(パラジクロロベンゼン)合成ス洗剤化粧品プレ医(有機リン剤)肥ー薬(エステル)料農品薬新素食材(ファイン使用物品廃棄物セラミックス)(グルタミン添加(ポリエチ

2、レン)酸ナトリウム)米(ポリ塩化ビニル)衣料(ベンゼン)(ナイロン)農地(トルエン)(トリクロロエチレン)(ポリエステル)(テトラクロロエチレン)溶剤廃棄物焼却炉インク使用使用塗料接着乾プロパン剤電池(酢酸ビニル)使用使用使用通勤、レジャーオフィス町工場、事業所等一般家庭輸送4化学物質のリスクリスク=f(有害性、暴露)有害性の強さ×暴露の量=リスク発がん性、変異原性、急性毒性、人体への摂取量、人健康、生態系慢性毒性、生殖・発生毒性、環境中濃度等催奇形性、感作性、生態毒性等「化学物質は“薬”になることもあれば“毒”になることもある。」(16世紀のパラケルスス)化学物質対策の

3、フレーム実態調査○環境中(水質・生物・大気など)での化学物質の残留状況を調査し、対策に活用(約40年間継続)リスク評価・調査研究○化学物質の内分泌かく乱作用(いわゆる環境ホルモン作○環境リスクの大きさ(有害性の強さ×ばく露量)用)についての総合的な取組み(EXTEND2010)を科学的に評価○ナノ材料の安全性に関する取組○子どもに対する化学物質等の健康影響を明らかにするた・化学物質の環境リスク初期評価めの大規模な疫学調査(エコチル調査)・法規制や基準設定のための詳細なリスク評価リスク管理国際的取組○規制的手法(入口規制):化学物質審査規制法に基づく、新規化学物質の審査及び特定化学物質

4、の製造・輸入の規制など水銀の人為的な排出からの人の健康・環境の保護(水銀に関する水俣条約)○情報的手法:化学物質排出把握管理促進法2020年までに化学物質による悪影響を最小に基づく化学物質の排出・移動量の届出、公表(PRTR制度)化するための戦略(SAICM)(この他に排出規制、農薬対策(水・大気環境局)、食品、水道水、家庭用品対策残留性有機汚染物質の廃絶・削減(POPs(厚生労働省)など)条約)アジア地域への対応リスクコミュニケーション○化学物質に関する正確な情報を、市民・産業・行政等が共有し、化学物質による相互に意思疎通を図る。・情報の整備(化学物質ファクトシート等)人や

5、生態系への影響を・対話の推進(化学物質アドバイザー等)未然に防止!・場の提供(NGO、産業界との政策対話の実施等)国際的な化学物質対策の流れ持続可能な開発(リオサミット)予防的取組方法に留意しつつ、透明性のある科学的根拠に基づくリスク評価手順と科学的根拠に基づくリスク管理手順を用いて、化学物質が人の健康と環境にもたらす著しい悪影響を最小化する方法で使用、生産されることを2020年までに達成することを目指すWSSD2020目標リオサミットWSSDリオ+20国連サミット(1992)(2002)(2012)(2015)2030アジェンダ・SDGsターゲット12.4:2020年までに、製品ラ

6、イフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質やすべての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減するSAICM(WSSD2020目標達成のための化学物質管理の戦略的アプローチ)ICCM1ICCM2ICCM3ICCM4ICCM5(2006)(2009)(2012)(2015)(2020)ポスト2020目次1.化学物質対策の基本的考え方2.化学物質審査規制法に基づく対策3.化学物質管理の最新動向8我が国の化学物質規制における化審法の位置づけ○我が国における化学物質規制では、暴露経路やライフサイクルの段階に応じて様々な法

7、律により管理が行われている。○化審法は、環境を経由した人への長期毒性や生活環境・生態系への影響への評価を対象としている。環境経由曝露危機労働環境消費者有害性製造使用排出廃棄管理急性毒性毒劇法化学建兵人医家築器の労家禁健薬庭庭基働農農食用準化大廃止康安薬薬品品品用気水棄法へ医品法(化学質の全取取衛品シ農物汚物影衛締締生療質規ッ学薬染汚処響機表制ク物質濁生法法法(取排防理器示法ハ化質締(防法法ウ化出止法法ス審審法管把法止等長期毒性等)法査法法握)規)管制水銀汚

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