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时间:2020-10-27
《骨粗松症诊断用超小型MRI(1) - 筑波大学.docx》由会员上传分享,免费在线阅读,更多相关内容在教育资源-天天文库。
1、筑大広報第05-249号平成18年3月10日筑波研究学園都市記者会御中筑波大学骨粗鬆症診断用超小型MRIの開発について骨粗鬆症は,高齢者の骨折や寝たきりなどにつながる疾患で,わが国での患者総数は,1000万人以上と言われています。骨粗鬆症の診断や治療効果判定には,従来は,骨密度の計測により,骨粗鬆症の診断や骨折のリスク評価が可能であると考えられていましたが,近年の研究により,骨密度の計測だけでなく,骨がどのような状態にあるかという骨質を評価することにより,かなり確度の高い診断ができることが明らかとなってきました。本学数理物質科学研究
2、科・巨瀬勝美教授(電子・物理工学専攻)の研究グループは,(株)エム・アール・テクノロジー(MRT),(株)NEOMAXと共同で,骨質の評価を世界で初めて可能とした,指骨を対象とした超小型MRI(磁気共鳴画像診断装置)の開発に成功しましたのでお知らせします。骨質を評価するためには,100ミクロン程度の大きさの網目状の構造を持つ海綿骨の構造を三次元的に評価する必要がありました。海外(米国)では,全身用MRIに特殊なハードウェアを付加することにより,そのような機能を実現する試みが行われていますが,検査コストや設置スペースなどの問題で,普及
3、には至っておりません。今回,MRTの先進的ソフトウェア技術,NEOMAXの永久磁石磁気回路技術を活用し,筑波大学において新しい撮像手法(強制回復法)による装置の開発に成功しました。この開発により,従来に比べ半分の計測時間で,1.5倍以上の信号対雑音比を実現しました。すなわち,14分程度の計測時間で,画素サイズ80ミクロンの指骨海綿骨の画像が得ることに成功しました。装置の設置スペースは2m2以下,人体用MRIとしては世界最小のものです。価格は2000万円程度で,MRTでさらに小型化を進め,1,2年以内の製品化を予定しています。なお,本
4、件については,文部科学記者会にもお知らせしておりますことを申し添えます。連絡先:数理物質科学研究科電子・物理工学専攻巨瀬勝美教授電話:029-853-5335,5214数理物質科学研究科電子・物理工学専攻飯田奈智子(大学院生)電話:029-853-5214総務・企画部広報課電話:029-853-2040骨粗鬆症診断用超小型MRI(1)指骨海綿骨の三次元画像骨粗鬆症の診断や治療効果判定には,骨密度の計測だけでなく,骨がどのような状態にあるかという骨質の評価が重要である.筑波大学は,(株)エム・アール・テクノロジー(MRT),(株)NE
5、OMAXと共同で,骨質の評価を世界で初めて可能とした,指骨を対象とした超小型MRI(磁気共鳴画像診断装置)の開発に成功した.骨粗鬆症診断用超小型MRI(2)0.5cm断層像より構築した三次元表面表示画像骨粗鬆症は,高齢者の骨折や寝たきりなどにつながる疾患で,わが国での患者総数は,1000万人以上と言われている.従来は,骨密度の計測により,骨粗鬆症の診断や骨折のリスク評価が可能であると考えられていたが,近年の研究により,骨質を評価することにより,かなり確度の高い診断ができることが明らかとなってきた.骨質を評価するためには,100ミクロ
6、ン程度の大きさの網目状の構造を持つ海綿骨の構造を三次元的に評価する必要があった.海外(米国)では,全身用MRIに特殊なハードウェアを付加することにより,そのような機能を実現する試みが行われているが,検査コストや設置スペースなどの問題で,普及には至っていない.骨粗鬆症診断用超小型MRI(3)従来手法:計測時間28分新規手法:計測時間14分三次元で計測されたMRI断層画像の1枚今回の開発に当たっては,MRTの先進的ソフトウェア技術,NEOMAXの永久磁石磁気回路技術を活用して,筑波大学において新しい撮像手法(強制回復法)を開発し,従来に
7、比べ半分の計測時間で,1.5倍以上の信号対雑音比を実現することによって,装置の開発に成功した.すなわち,14分程度の計測時間で,画素サイズ80ミクロンの指骨海綿骨の画像が得られた.骨粗鬆症診断用超小型MRI(4)1m1m装置の設置スペースは2m2以下であり,人体用MRIとしては世界最小のものである.価格は2000万円程度で,MRTでさらに小型化を進め1,2年以内の製品化を予定している.
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