道徳学習指導案.doc

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1、33　日本の再建を目指して――盛田昭夫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　高知県中土佐町立上ﾉ加江中学校校長　天野　順造１　　主　題　　　愛国心、伝統の継承と文化の創造　＜４－(9)＞２　本時の指導(1)ねらい　　日本再建に向かって情熱を持って国際社会に挑んだ先人の想いについて考え、日本の文化や伝統を尊重し、日本人として誇りと自国を愛する心を育てる。(2)展　開導　入１　この製品のメーカーを知っていますか。※ＳＯＮＹの電気製品を見せ、資料が日本を代表する会社の創業者の一人についての話であることを紹介する。・「盛田昭夫」氏に興味を持たせ、昭和30年代の時代を理解させる。Ａ　価　値　の　

2、追　求　・　把　握２　資料前半部分（p.236～239-14行目まで）を読み、盛田さんを含め当時の人たちの心情を考える。３　トランジスタラジオには盛田さんのどんな思いが込められていただろうか。また、会社の「設立趣意書」にある「日本再建」には、どんな想いが込められているのだろうか。◇このラジオで世界に日本製品の技術力を認めさせる。◇日本は戦争で負けたけれど、やっと世界と勝負できるものができた。◇世界と対等にわたりあえる日本に再建をしてみせる。４　資料中盤部分（p.241-15行目まで）を読み、盛田さんの想いを推し量る。５　名前を変えての商談のとき、盛田さんの顔がサッと曇ったのはなぜだろうか。ま

3、た、ＳＯＮＹという会社名にどんな想いが込められているのだろうか。◇目先の利益を得るより、日本と自分の会社の誇りを捨てたくはない。◇自社製品の品質に自信があれば、会社の名前は必ず後から付いてくる。◇いつかは世界に通用するブランド名にしてみせる。・本文が長いため資料分割をして授業を進める。・資料はできれば教師による範読が望ましい。・発問に対する記入できるワークシートを準備しておく。・戦後の混乱期の状態や高度成長期の時代背景を押さえておく。・人々の思いや心情を感じながら資料を読む。・当時の世界の中で、日本がおかれた立場を理解させる。・気概と誇りを持って営業活動に臨んでいる、当時の人たちの心に迫りた

4、い。・盛田さんの自社に対する想いや誇りを感じさせる。・当時、海外における日本人や日本製品がどのように思われていたのかを理解させる。６　資料最後の部分を読み、海外に渡って世界を相手に活躍している当時の営業マンたちの想いに触れ、日本人としての在り方を考える。７　中心発問　日本の営業マンたちは、五番街に掲げられた日の丸をどんな思いで見ただろうか。◇やっとアメリカで日本が認められたのだ。◇俺たちの努力は無駄ではなかった。◇日本人としての誇りと勇気をもらい、これからも頑張ろう。・発問に対する自分の考えを、ワークシートに記入させながらねらいに迫りたい。・日本人がアメリカでの営業活動することの苦しさを感じ

5、させ、営業マンたちの心情に迫る。Ｂ　内面的自覚８　日本人としての誇りや自覚とはなんだろうか。また、資料を読んでの感想も書いてください。※松下幸之助さんや本田宗一郎さんなど、技術で日本を支えてきた当時の人々を紹介し、その人生の在り方を感じながら感想を書く。◇戦争では負けたけど技術力では負けていない。◇東日本大震災での被災者の節度ある行動など。・インターネット等で他の人たちを調べておき紹介する。・本資料を通して学んだことや感じたことを、ワークシートに記入させる。終　末９　盛田さんの語録や他の人たちのエピソードなどを紹介して、余韻を持って授業を終わる。・語録や他の人たちのことを紹介し、自問や内省を

6、深めさせたい。