都市再生整备计画

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1、都市再生整備計画げいびけいえきしゅうへん猊鼻渓駅周辺地区いわてけんいちのせきし岩手県　一関市平成１８年３月都市再生整備計画の目標及び計画期間いちのせきしげいびけいえき都道府県名岩手市町村名一関市地区名猊鼻渓駅周辺地区面積50.2ha計画期間平成18年度　～平成22年度交付期間平成18年度　～平成22年度目標大目標：地域の自然、歴史文化、産業の特性を活用した地域づくりを進め、住民が誇りの持てる地域を目指す。　　目標１：猊鼻渓、石と賢治のミュージアム等の観光地周辺の交通環境、景観等を整備し、観光振興及び長坂商店街の活性化を図る。　　目標２：宮

2、沢賢治、青柳文蔵など郷土の偉人の継承を推進し、生涯学習の推進と地域文化の振興を図る。目標設定の根拠まちづくりの経緯及び現況・当該地区は、平成１７年９月２０日、１市４町２村が合併して設置された一関市の旧東山町の中心地である。旧東山町では、「光・緑・愛はばたく町東山」をまちづくりのシンボルテーマとし、そのシンボルテーマである「光」、「緑」、「愛」の３つのプロジェクトを設定し、まちづくりを進めてきました。　光プロジェクト：人が光る【人材育成・交流】、歴史が光る【地域文化の振興】、資源が光る【観光の振興】の３つの光を重点プロジェクトとし事業を展開

3、してきました。　緑プロジェクト：包み込む緑【都市基盤づくり】、調和する緑【若者を意識した定住環境の整備】、活力を生む緑【産業振興・就労環境の整備】の３つの緑を重点プロジェクトとし事業を展開してきました。　愛プロジェクト：いたわり支えあう【福祉】、手をつなぎ共に生きる愛【コミュニティづくり】、ふるさとへの愛【まちづくり活動】の３つの愛を重点プロジェクトとし事業を展開してきました。・当該地区には、高さ１２０メートルの巨岩や絶壁が連なる渓谷を舟下りで楽しめる日本百景名勝「猊鼻渓」や、宮沢賢治が技師として働いた産業近代化遺産「旧東北砕石工場」のあ

4、る石と賢治のミュージアム等の観光地を中心に、年間約２５万人の観光客が訪れているが、モータリゼーションの進行やバイパス等の交通環境の整備により、旧道沿いの長坂商店街の空洞化、及び、市町村合併により、旧東山町役場が支所となったことにより、支所への業者等の来客が減少し、周辺商店への来客も減少している。・当該地区がある一関市東山町は、日本最初の公開図書館を築いた公開図書館の祖である青柳文蔵や、辺境にあってほとんど知られていなかった猊鼻渓を世に紹介した猊鼻渓の開拓者である佐藤猊巌、岩手が生んだ偉大な詩人で童話作家でもある宮沢賢治を、東北砕石工場技師

5、として東山町に招いた東北砕石工場創設者である鈴木東蔵などの先人が誕生した、歴史文化の里として誇り高い町である。そんな町の中心地である当該地区には、町の歴史文化、住民の交流及び生涯学習の拠点となる東山公民館を設置しているが、昭和５２年に建設された建物で、施設の老朽化や図書の充実による公民館施設スペースの減少、隣接していた体育館が地震で損壊したために解体撤去したことによる施設利用機能の低下などにより、地域住民の交流拠点機能が低下してきている。・新一関市誕生前の東磐井郡６町村で構成する東磐井地域教育事務協議会では、平成１３～１５年度の３年間にわ

6、たり、文部科学省の指定を受けて「学校図書館資源共有型モデル地域事業」に関する研究に取り組み、東磐井郡内の小・中・高合わせて４４校の学校図書館の蔵書のデータベース化を図り、各学校図書館と公共図書館をインターネットで結び、図書の検索システム並びに予約システムを構築するなど、、読書離れが進んでいる昨今「東磐井を読書の里に」をスローガンとして日本一の読書の里を目指して事業を進めているが、旧東山町の当該地区にある図書館は、公民館の一角を図書館として利用しており、読書をするスペースもほとんど無い状況である。・当該地区は、平成１４年７月１１日、台風６号

7、の影響により当該地区を流れる砂鉄川の氾濫により、多くの家屋・商店が浸水した地域であります。現在、国土交通省及び岩手県のご協力により、砂鉄川緊急治水対策事業が進められております。旧東山町では、台風６号最高水位板を町内１６箇所に設置するなど、大災害の歴史を風化させないような取り組みが行われている。課題①当該地区には年間約２５万人の観光客が訪れているが、観光客の動線が猊鼻渓と猊鼻渓に接続するバイパスが主となっており、長坂商店街への観光客の流れが殆ど無い。観光客が既存商店街を回遊して時間を消費できるようなみちづくり及び環境づくりが必要である。②偉

8、大な先人が誕生した歴史文化の里として誇り高い町であるが、その町の交流拠点となる公民館・図書館施設の整備が不十分である。地域住民の交流拠点及び生涯学習の拠点となる施設整備が必要である。また、地域