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时间:2019-05-25
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1、特集大学院留学生の入学前プログラムの開発―現状と課題―平 田 純 一要 旨立命館大学経済学研究科では、2005(平成17)年度に、文部科学省「大学教育の国際化推進プログラム(海外先進教育実践支援)」の採択を受け、経済学研究科として独自に留学生に対する大学院入学前教育を実施するための準備として、各種の調査・研究を実施した。現在安定的に大学院入学前教育を提供できる段階には至っていないが、1)第2次世界大戦以後、外国人留学生受入の先進国はアメリカであったが、現在では、ヨーロッパ、オセアニア、アジアの各国で積極的に留学生の受入が行われている、2)アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアにおける大学
2、院留学生受入に関しては、自国生と共通の専門分野を含む統一試験(GRE等)の受験を義務づけているが、アジア諸国ではこれはまだ普及していない、3)経済学研究科に関しては、インターネットによる入学前教育プログラムが提供されている等、各種調査によって得られた知見も多く、調査・研究の目的、調査・研究の具体的内容、今度の展開方向と検討課題に関して報告する。キーワード大学院教育の国際化、MPED(Master’sPrograminEconomicDevelopment)、大学院留学生、市場経済移行国、入学前教育、国際標準の教育・研究指導1.はじめに立命館大学における国際化は、学部レベルでは第一段
3、階の国際関係学部の開設(1988年)、第二段階の立命館アジア太平洋大学の開学、国際インスティテュートの設置など(2000年)を経て、現在は第三段階に進んでいる。第三段階では、特定の学部、コース、大学だけでなく、学園全体の教育研究を国際化しようというものであり、国際協力事業などを含めた様々な活動により、立命館学園の国際化を目指すという、新たな課題に向かって進んでおり、在学者700名規模を擁する留学生の受け入れ、世界43カ国・地域、167大学・機関と協定等にもとづく様々な国際交流・交換留学が進められている。大学院の国際化課題もこの間、大きく進展をしている。各研究科における英語開講科目の
4、増加、国際先端プログラムの充実、英語による学位プログラムを持つ研究科間の教学連携の進展、研究-77-立命館高等教育研究第8号科海外実習(インターンシップ等)などによって、教学プログラムの国際化が図られてきた。日本政府による留学生無償支援事業(JDS)やインドネシア・リンケージプログラム、さらには国費留学生特別枠の獲得などによって、アジアを中心とした受入留学生数は300名弱へと大きく増加している。上記の状況は新たな課題も生み出している。この間積極的に留学生を受け入れてきた経済研究科において、大学院で外国人留学生、特にスポンサー付きの奨学金による留学生を受け入れる上での問題点として2点
5、を指摘することができる。第1に、奨学金付きの留学生の選考に関しては、研究科の意志を充分に反映した選考が行えないことである。第2に、奨学金付きの留学生は、帰国後留学時に習得した知識経験を自国における仕事に生かしていくことが求められることである。第1の問題から、留学生の出身国やこれまでの学習履歴に関係なく、一定数の留学生を受け入れることが必要になり、大学院教育を開始する時点における学生の均質性が保証されないため、こうした状況に対応することが必要となる。第2の問題から、留学生が修士論文のテーマとして選択するのは、出身国の現実の経済問題であり、担当教員の中に必ずしも当該国経済の専門家がいる
6、わけではないので、指導上の課題を抱えることになる。本稿では、上記課題のうち第1の課題に対応するため、スポンサー付きの奨学金で受け入れた留学生に対する、大学院入学以前の学習水準をそろえるために、入学前教育を体系的に構築することを目指した試みに関し、目指すべき方向性、検討課題、現在までの成果、今後の検討課題を整理し提示する。図1 立命館大学における大学院留学生受け入れ状況-78-大学院留学生の入学前プログラムの開発―現状と課題―表1 立命館大学 JICA留学生支援無償事業年度別受入総括表受入年度2004年度2005年度2006年度国名/研究科国際政策経済理工小計国際政策経済理工小計国際
7、政策経済理工小計ウズベキスタン33123633ラオス222233ベトナム123123336カンボジア220224モンゴル22134235バングラデシュ3362222ミャンマー2242132237中国221122フィリピン12142215224インドネシア22422261326合計4381732367163231371942注1)2004年度政策科学研究科の中国は日本語プログラム注2)2005年度政策科学研究科の中国・モンゴルは日本語プログラム。理工学研究科モンゴル3名
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