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《中学生の情緒的および行動上の問題を予防する心理教育的プログラム―》由会员上传分享，免费在线阅读，更多相关内容在行业资料-天天文库。
1、岡山大学大学院教育学研究科研究集録第142号(2009)93-105中学生の情緒的および行動上の問題を予防する心理教育的プログラムー"サクセスフル･セルフ2''のプロセス評価研究一安藤美華代青少年における情緒的および行動上の問題に対する包括的な予防をねらいとした心理教育的プログラム``サクセスフル･セルフ"を継続して活用可能にするために,新たなレッスンを作成した｡作成したレッスンのうち4レッスンについて,中学3年生1学級を対象に担任が学級単位で実施した｡レッスンのねらいと教材の整合性,レッスンの難易度,哩解度,今後の生活に役立つ程度について,プロセス評価を行った｡
2、その結果,各レッスンは,プログラムのねらいに沿った内容であった｡また結果を参考に,より発達段階に沿ったスムースでかつ適切な課題を行うための改訂を行い得た｡中学校からその後の進路先への移行段階での実施は,新しい環境-の適応をサポートし情緒的および行動上の問題を予防することが可能と示唆された｡Keywords:心理教育的プログラム,プロセス評価,中学生,友達関係,自己理解はじめにしかし青少年の情緒的および行動上の問題を予社会的な変化に伴い,青少年はあまり安定しない防するには,継続的な支援の必要性が指摘されて環境の中で成長するようになり,情緒的および行動いる1)｡また,
3、欧米諸国で有効性が科学的に実証さ上の問題をもつ青少年の増加が深刻な問題になってれた情緒的および行動上の問題を予防するプログラいる1)2)｡そこで小学校高学年～大学生を対象に,ムに共通していることとして,多面的な働きかけ,いじめや攻撃行動,飲酒や喫煙等の行動上の問題,予防しようとする問題に関係している危険要因･防抑うつ等の情緒的問題に対する包括的な予防をねら御要因に焦点をあてた内容によるレッスン構成,長いとした心理教育的プログラム``サクセスフル･セ期間の継続実施,対象者の年齢や発達段階･文化にルフ"を開発し,実践している｡本プログラムを用即し,日常生活における社会
4、的･情緒的スキル,檎いた介入研究においては,学校社会-の適応･自己理的価値に応用可能なプログラム内容が盛り込まコントロール･問題行動の誘いを断る自己効力感･れ,相互交流的なスキルトレーニングを取り入れた社会性の向上,攻撃行動(いじめ･対人暴力･器物レッスンが行われている｡またプログラムの実施に破壊)･いじめ被害･抑うつ気分の減少が見られてあたっては,戦略的なプランを立て,たえず継続的いる｡参加者の感想から,本プログラムは,心が穏な評価と修正を行い目的に合ったプログラムの実施やかになり,自己理解,自分の気持ちを相手に伝えを行い,スタッフの研鋸に努めている1)10)川
5、｡ることや他者の気持ちを理解することの大切さを体このような先行研究から得られた有効なプログラ験し,今後の生活に活かす機会になると考えられム開発実践のポイントならびに"サクセスフル･セた｡実践した教師の方々から,｢子どもと教師の関ルフ"のこれまでの成果を踏まえ,さらにプログラ係が良好になった｣｢教師が心の健康について考えムを充実させ,実施可能な対象者を広げ,児童期かる機会になった｣などの感想が聞かれ,教師によるら青年期に亘って心の健康を継続的に育んでいくこ学級単位での実践の有効性が示唆されている3卜9)0とが大切と考える｡岡山大学大学院教育学研究科心理･臨床学系70
6、0-8530岡山市北区津島中3-1-1Psychoeducationalprogramtopreventemotionalandbehaviora一prob一emsamongjuniorhighschoolstudents:ProcessevaluationforSuccessfulSelf2MikayoANDODivisionofPsychologyandClinicalEducation,GraduateSchoolofEducation,OkayamaUniversity,3-1-1Tsushimanaka,Kita-ku,OkayamaCity700-85
7、30-93-安藤美章代そこで,これまで実施している"サクセスフル･5)分析方法セルフ"を継続して活用可能にするために,新たな評価シートのうち,5件法で回答を求めた項目にレッスンを作成した｡本研究では,その内容についついては,記述統計量を算出した｡レッスンの感想てプロセス評価分析を行うことを目的とした｡ついては,KJ法12)13)を用いて内容分析を行った｡ワークシートの内容については,各課題の実施率方法を算出した｡内容については,KJ法12)13)を用い1.プログラム評価対象および方法て分析を行った｡実施者の感想は,評価シートやワ1)対象ークシートの分析の補助資料と
8、した｡対象
