论文--留守児童の教育機会の改善

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1、目次はじめに目的：留守児童の教育機会の改善第一章　留守児童とは第一節1留守児童の種類:留守児童、流動児童2農村の留守児童とは3都市の流動児童とは4流動児童の形成背景5流動児童の直面する教育問題第二節留守児童の問題点1入学率の低さと失学現象2農民工の子における教育格差3精神的な健康問題第二章　子供の権利1ユニセフと「こどもの権利条約」2「こどもの権利条約」四つの柱第三章　中国の戸籍制度とは1戸籍制度の由来2戸籍制度の影響3戸籍制限の改革第四章　考察と結論参考文献はじめに目的：留守児童の教育機会の改善

2、問題の所在日本語の「留守」には、出かけていて家にいない意味と、中国の「留守児童」とは、両親とも出稼ぎに行っている農民が故郷に残した子供を指す新語である。政府の統計によれば、十四歳未満の留守児童は全国で四千万人にのぼる。これは農村にいる児童の28％を占めており、農村児童の四人に一人が留守児童ということになる。地域的に中西部に集中していて、しかも引き続き増加中という１）。留守児童のさまざまな権利が守られていない。本論では教育の権利と参加権利に焦点を当て戸籍制度の改善から考える。第一章留守児童とは第一節

3、1留守児童の種類:留守児童、流動児童「留守児童」というのは、農村で両親が他の都市へ出稼ぎに行き、祖父母や親戚のもとに預けられたまま育つ子供のこと。親が子供を連れて行かないのは、まず仕事が忙しくて面倒を見きれないため。二つ目、都市での生活は費用がかさみ、子供の養育費も農村の方が安いため。三つ目が戸籍の問題で、現制度下では人は都市へ引っ越しても戸籍は自由に動かせない。そのために出稼ぎ先で子供を学校にやろうにもさまざまな制約があり、また高校入試、大学入試などの節目は戸籍所在地での受験のみに限定されている

4、ため、出稼ぎに出る親たちは、戸籍所在地の農村で暮らす、自分の両親や親戚に子供たちを預ける。一言で言えば、留守児童は両親が都市で働いて農村に一人で住んでいる子供である。2農村の留守児童とは調査によると、留守児童の親の中で、平均１週間に１回子供と連絡を取っているのが16.2%、1カ月に1回が10.8%、不定期が29.7%で、43.3%はほとんど連絡をとっていない。そして、年に一度の正月に帰郷したさいにも、子どもとのコミュニケーションをしないと言われている。理由は毎日のように親戚や友達がやってきて、酒を

5、飲みながら、都会や外国での話をしている状況にあり、じっくりと子どもと話すことがないという。子どもに対して、親との感情が希薄になり、自分の居場所がない状況になっている。その結果、子どもが将来の社会で、人との接触や付き合いなどに悪い影響を与える。つまり、ものことに対して、積極的な態度から消極的な態度になる。言い換えると、親たちは子どもの教育に関心を示さず、教育重視の姿勢が大変弱い。一方、できる限り金銭的かまた物質的か、どちらの要求を満足させれば、親の義務・責任を果たしたと考える親もいる。子どもが毎日不

6、安感で、いろいろなストレスを持っていることを考えず、物質的なことを与えられるだけで、子どもの心は満たされない状況がある。現在、「留守児童」の中に、祖父母と同居の子供がいる。しかし、祖父母が年を取ると、その子供たちは家事を手伝わなければいけない。また、祖父母たちは教育レベルが低い、特に、祖母は教育を受けていない人もいる。多くの祖父母は子どもに対する教育の仕方や時代の進歩にまったく適応していないという現実である。又、親戚の家に住んでいる留守児童もいる。彼らは親戚に差別されることがある。しかし、彼らはず

7、っと我慢して、あるいは自分の悩みと悲しみを日記の中で書くことしかできない。また、両親がそばにいないとわがままになり、犯罪に走る留守児童もいる。広東省、未成年犯罪者管理所の提供した調査研究データによると、刑務所に収容されている未成年犯罪の中で、留守児童は20.1%を占めている。従って、留守児童への悪い影響は大きい。3都市の流動児童とは出稼ぎ労働者(農民工)が都市部に入り込むことと人口の家庭単位の移動が増大するに従って、いくつかの大中都市において、流動就学前児童数が既に戸籍児童数を超えている。経済体制

8、転換という社会背景及び幼児教師に対する需要の増加によって、下から上への庶民教育が促進された。民間が設立した農民工の子どもを相手にした各種の非正規幼稚園が大量に設立され、低コストで経営することによって弾力的かつ便利なサービスを提供し、低所得者層対象の市場が自発的に形成された一方、市民社会の芽生えにつれて、流動児童幼児教育の現実的需要に応じて民間の勢力が現れた。4流動児童の形成背景20世紀80年代、戸籍制度の緩和により農民が都市部へ進出21世紀初頭、世帯として「出稼ぎ」就労する農民家庭