《大和物语》和《本事诗》的比较研究——以男女关系为中心

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1、《大和物语》和《本事诗》的比较研究——以男女关系为中心『大和物語』と『本事詩』の比較研究——男女関係を中心に作者姓名：苏沛沛专业名称：日语语言文学指导教师：宿久高教授学位类别：文学硕士答辩日期：2015年6月1日摘要《大和物语》和《本事诗》的比较研究——以男女关系为中心《大和物语》和《本事诗》形式类似，都是以诗歌为中心展开故事内容的故事集。本文以男女关系为中心对两部作品中相似的故事进行了比较分析。这里讲的男女关系包含男女的恋爱或婚姻方式，以及男女的心理状态、情感表达等方面的内容。其中，《大和物语》中的“芦刈”故事和《本事诗》中的“破镜重圆”故事在梗概上有诸多

2、相似之处，这一点在先行研究中已做过详细的比较研究。本文在先行研究的基础上，结合“芦刈”和“破镜重圆”的其他版本，探讨了不同社会和时代背景下夫妻关系的异同。其次，列举出两部作品中关于女性掠夺的故事，分析了出场人物在各自立场上的心理以及发生女性掠夺事件的社会背景。《大和物语》中的“木绵付鸟”和“山中井水”即是此类故事，并由此产生日本古代是否有掠夺婚之风习的疑问。另一方面，《本事诗》中掠夺女性的事件多出自豪强权贵之手。例如唐武后时期的武承嗣、太和年间的李逢吉便凭借自身权势强夺他人之妓。本文对这两种掠夺的故事进行了比较，并阐明其原因。第三，《本事诗·情感第一》的十二

3、篇故事中，六篇为与妓女相关的故事。在唐代文学的研究中，可以说士人与妓女的恋爱故事是不可避免的课题。《大和物语》中“滨千鸟”和“鸟饲院”的故事与“游女”相关。“妓女”和“游女”从字面意思上看意义相近，本文从妓女或游女与官僚贵族阶层的交游比较了唐代的妓女和平安时代的游女的异同，并从妓女或游女对当时文学的影响进行了分析。第四，《大和物语》中有很多与贵族女性相关的故事，其中右近是代表性人物之一。右近的和歌与她的恋爱经历是平安时代中层贵族女性的典型案例，本文结合和歌对其恋爱方式和心理活动进行了阐述。而《本事诗》中也收录了宫女的诗歌故事，笔者取“开元中”篇和“梧叶题诗”

4、故事，分析了唐代宫人的感情世界，并探索其与平安时代宫人的异同。1关键词：大和物语，本事诗，男女关系，比较研究2要旨『大和物語』と『本事詩』の比較研究——男女関係を中心に『大和物語』と『本事詩』は形式から言えば、いずれも詩歌を中心に展開された物語である。拙論では男女関係を中心に類話を取り上げて比較分析を行った。ここでいう男女関係は男女の恋愛方式、婚姻状態、及び男女の心理、感情表現などを含む男女のあり方を指すものである。両作品の中で、『大和物語』における「蘆刈譚」と『本事詩』における「破鏡譚」についての物語の展開における類似点については先行研究でいろいろと指摘さ

5、れ、比較研究が行われている。拙論では両話のそれぞれの別バージョンを見ながら、各自の時代背景における二対の夫婦関係を比較し、分析をしてみた。次に、両作品における女性拉致の類話をいくつかあげ、物語中の男女の心理や立場、及びその行動の裏にある社会背景などを見てみた。『大和物語』における「ゆふつけ鳥」、「山の井の水」はいずれも女性を拉致する話である。古代には女性を略奪するような風習が存在したのかという疑問も生じる。一方、『本事詩』における女性拉致の話はほとんど権力者によるものである。当時の社会背景を引き合わせながら、女性が拉致される原因を明らかにした上で、『大和物語

6、』における女性拉致の話と比較して異同を分析した。第三に、『本事詩・情感第一』の12篇の中において、6篇は妓女に関する話である。士人と妓女の恋物語は唐代文学の研究において避けて通れない要素だと言える。『大和物語』では、「浜千鳥」（145段）と「鳥飼院」（146段）が遊女に関する話である。唐代の妓女と平安時代の遊女の異同を以上の例から比較分析してみた。最後に、『大和物語』には右近を代表とする貴族女性が数多く登場する。右近の和歌と恋愛物語との関係、そして、平安時代の中流貴族の女性の恋愛のあり方と心理状態などを中心に分析してみた。一方、『本事詩』における宮仕えの話（

7、情感第一の「開元中」篇、「梧葉題詩」篇）を取り上げ、唐代の宮仕え3の女性がどのような感情世界で生きていたのかということを、平安時代の宮仕えとの比較研究を通じて探ってみた。キーワード：大和物語、本事詩、男女関係、比較研究4目次はじめに........................................................................................................................1第一章破鏡譚と蘆刈譚...................................

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