论高山樗牛的历史小说创作--以《泷口入道》为中心

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1、H36公开分类号：____________密级：______________ＵＤＣ：____________单位代码：______________11646硕士学位论文论文题目：论高山樗牛的历史小说创作——以《泷口入道》为中心学号：_________________________1511051316姓名：_________________________高远日语语言文学专业名称：_________________________外国语学院学院：_________________________郭勇指导教师：

2、_________________________论文提交日期：2018年6月25日论高山樗牛的历史小说创作——以《泷口入道》为中心摘要《泷口入道》是日本明治时期的文学评论家、思想家、美学家高山樗牛创作的历史小说。是作者的处女作，同时也是其唯一的小说作品。作品创作于明治二十六年（1893）十二月至次年年初，该年就读大学一年级的高山樗牛为参加《读卖新闻》举办的历史小说悬赏募集，以《平家物语》为素材创作了这篇历史小说。本文在先行研究的基础上，梳理小说创作时代的社会历史背景，对小说的艺术特色进行分析，试图对《泷口入

3、道》进行重新评价。本文共由四个部分构成。第一部分介绍本文的研究对象、先行研究、研究目的及意义，并说明全文定位。第二部分主要分析小说当时日本社会的时代背景及文学思潮。第三部分从拟古文体和小说的抒情性的角度对小说的艺术特色进行分析，并进一步通过对比小说与其原型《平家物语》的区别，试图探究作者如此设置的意图。第四部分是本文的研究结论及展望。高山樗牛执笔这部作品与社会背景有十分紧密的关系。明治二十年代的日本社会，由于对明治初期以来的欧化主义政策积累的不满，国家主义思想以及国粹保护主义开始兴起。文学界则开始流行拟古派文

4、学，进行对古典文学的重新发现。受到这一系列影响，社会上出现了历史热潮，读者对历史小说的需求也应运而生。《泷口入道》便是乘着这股热潮出现的作品。小说以洋溢着浪漫主义的拟古体写成，与作为蓝本的《平家物语》的差异背后却潜藏着近代的个人主义精神。本文最后得出的结论是，作为历史小说《泷口入道》有许多不成熟之处，但不能因此否定高山樗牛这篇洋溢着感伤的优美作品的价值及其在文学史上的地位。关键词：泷口入道；高山樗牛；历史小说；明治时期；个人主义I高山樗牛の歴史小説創作研究――『滝口入道』を中心に要旨『滝口入道』とは、明治時代

5、の文芸評論家、思想家、美学者である高山樗牛が創作した歴史小説で、彼のデビュー作であり、唯一の小説でもある。明治二十六年（1893）の末から翌年初頃、当時大学一年生であった樗牛は「読売新聞」の歴史小説懸賞募集に応じて、『平家物語』を材料として創作した歴史小説である。本研究は先行研究を踏まえ、小説が創作当時の歴史的社会的背景を考察し、小説の芸術上における特徴を分析するうえで、歴史小説の視点から作品への再評価を試みる。本稿は四つの部分からなっている。第一章では、本稿の研究対象、先行研究、研究目的と意義及び本論の位置

6、づけを述べる。第二章では創作当時の社会的時代背景および文学界の風潮を考察する。第三章では、小説の擬古文体及び叙情性などの視点から小説の芸術性を考察し、そして作品を母体としての『平家物語』とを対比し、両者の差異を分析することで作者の意図を探る。第四章では本稿の研究結論とこれからの研究課題を提出する。樗牛がこの作品の執筆に至るのに社会的背景の要因が強く働いていた。明治二十年代中期の日本社会では、明治初期以来の欧化主義に対して反動が起こり、国家主義の隆盛の始まりとともに、国粋保存主義も盛んになった。文壇においては擬

7、古派文学が流行り、古典文学への再発見も行われた。したがって社会には歴史熱及び歴史小説への需要が著しくなり、『滝口入道』もこの風潮に乗って生まれた作品であった。作品は擬古的浪漫的な形の裏に、物語において『平家物語』との差異に近代的精神が潜んでいることも窺える。歴史小説の性格においては、『滝口入道』は不完全な点が多いが、樗牛の感傷的叙情性の溢れる優美的な作品である価値を否定できないというのは本稿の結論となる。キーワード：滝口入道高山樗牛歴史小説明治時代個人主義II目次摘要.....................

8、.......................................................................................................................I目次...............................................................................