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时间:2019-03-03
《国造りの神様と鼻かけ地蔵》由会员上传分享,免费在线阅读,更多相关内容在学术论文-天天文库。
1、伝説番号:001五社明神の国造り―泥海の大蛇とのたたかい―鼻かけ地蔵―白いお米がぽろぽろ落ちる―粟鹿山―「大山」の地名伝説―伝説五社明神の国造り泥海の大蛇とのたたかい鼻かけ地蔵白いお米がぽろぽろ落ちる粟鹿山「大山」の地名伝説紀行国造りの神様と鼻かけ地蔵・神々の伝説とはるかな過去の記憶・円山川をさかのぼる・絹巻神社・鼻かけ地蔵・来日岳・小田井縣神社・出石神社・養父神社と斎神社・粟鹿神社・粟鹿山関連情報用語解説参考書籍所在地リスト歴史博物館ネットミュージアムひょうご歴史ステーションCopyright(C)Hyog
2、oPrefecturalMuseumofHistory.AllRightsReserved.五社明神の国造り―泥海の大蛇とのたたかい―鼻かけ地蔵―白いお米がぽろぽろ落ちる―粟鹿山―「大山」の地名伝説―五社明神の国造り泥海の大蛇とのたたかい大昔、まだ豊岡(とよおか)のあたりが、一面にどろの海だったころのことです。人々は十分な土地がなくて、住むのにも耕すのにも困っていました。そのうえ悪いけものが多く、田畑をあらしたり、子供をおそったりするので、人々はたいへん苦しんでいました。この土地を治める五人の神様は、そのよう
3、すを見て、なんとかしてもっと広く、住みよい所にしたいものだと考えました。そこで神様たちは、床尾山(とこのおさん)に登って、どろの海を見わたしてみました。すると、来日口(くるひぐち)のあたりに、ものすごく大きな岩があって水をせき止めています。「あの大岩が、水をせき止めているのだな」「あれを切り開けば、どろ水は海へ流れるにちがいない」「そうすれば、もっと広い土地ができるだろう」「それはよい考えだ。どろの海がなくなれば、たくさんの人が安心して暮らせる」神様たちはさっそく相談して、大岩を切り開くことにしました。大岩を
4、断ち割り、切り開くと、どろ海の水はごうごうと音を立てて、海の方へ流れ始めました。神様たちはたいそう喜んで、そのようすを見ていました。ところが、水が少なくなり始めたどろ海のまん中から、とつぜんおそろしい大蛇(だいじゃ)が頭を出して、ものすごいうなり声を上げながら、切り開かれた岩へ泳ぎはじめました。そして、来日口に横たわって水の流れをせき止めてしまったのです。神様たちはおどろきました。「この大蛇は、どろの海の主にちがいない」「これを追いはらわねば、いつまでたっても水はなくならないぞ」歴史博物館ネットミュージアム伝
5、説番号:001ひょうご歴史ステーション1Copyright(C)HyogoPrefecturalMuseumofHistory.AllRightsReserved.五社明神の国造り―泥海の大蛇とのたたかい―鼻かけ地蔵―白いお米がぽろぽろ落ちる―粟鹿山―「大山」の地名伝説―神様たちがそろって、大蛇を追いはらおうとすると、大蛇はすぐにどろにもぐってにげてしまいます。あきらめてひきあげると、大蛇はまたあらわれて、水をせき止めてしまいます。神様たちはたいそうおこりました。すきをみて大蛇に飛びかかり、神様たちは、とうと
6、う大蛇を岸に引きずり上げてしまいました。そして頭と尻尾(しっぽ)をつかんで、まっぷたつに引きちぎろうとしましたが、大蛇もそうはさせまいと大暴れします。それどころか、太くて長い体を神様たちに巻き付けて、しめころそうとするのでした。五人の神様と大蛇は、上になったり下になったりしながら、長い間戦いました。大蛇が転がるたびに、地面は地震(じしん)のようにゆれます。けれども五人が力をあわせ、死にものぐるいでたたかいましたので、大蛇もしだいにつかれてきました。そこで神様たちが、大蛇の頭と尻尾にとびかかって、えいっと力をこ
7、めて引っ張りますと、さしもの大蛇も真っ二つになってしまいました。こうして、どろの海の水は全部日本海へと流れ出し、後には豊かな広い土地が残りました。そしてどろの海のまわりにはびこっていた悪いけものたちも、みなにげ出してしまいましたので、人々はたいへん喜び、それからは安心して暮らせるようになったということです。このできごとをお祝いして、毎年八月に、わらで大蛇の姿をした太いつなをつくり、村人みんなでひっぱってちぎるというお祭りが、行われるようになったということです。五社明神の国造り―泥海の大蛇とのたたかい―おわり歴
8、史博物館ネットミュージアム伝説番号:001ひょうご歴史ステーション2Copyright(C)HyogoPrefecturalMuseumofHistory.AllRightsReserved.五社明神の国造り―泥海の大蛇とのたたかい―鼻かけ地蔵―白いお米がぽろぽろ落ちる―粟鹿山―「大山」の地名伝説―鼻かけ地蔵白いお米がぽろぽろ落ちる昔、但馬(たじま)の楽々浦(ささうら)の村に、貧しい漁師の男が住んで
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