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时间:2019-02-27
《日语经典童话诵读-雪だるま(雪人)》由会员上传分享,免费在线阅读,更多相关内容在应用文档-天天文库。
1、世界经典童话诵读-雪だるま(雪人)《日语有声读物-世界经典童话诵读(日汉对照)(含光盘)》是本好书,每天早上读着读着就记住了很多单词,更重要的是学会了很多地道的表达,还锻炼了口语。听力MP3:在土豆上,输入关键词“日语经典童话诵读-雪だるま(雪人)”即可。むかしむかしゆきふやしきいちばんちいおとこ昔々、たくさん雪が降ったので。ある屋敷の一番小さい男こゆきつくの子が、雪だるまを作ました。つぎひゆきひとごとい次の日、雪だるまは独り言を言いました。からだなかおと「へんだなあ?ぼくの体の中で、ミシミシと音がするぞ。」ゆきかわらめにしそらお雪だるま
2、は、瓦のかけらでできた目で、西の空を落ちていくおひひとごとい日さまをにらんで、また独り言を言いました。ひか「ギラギラ光ったって、ぼくはまだまだしないよ。」ひがしそらすがたみはじつきみそして、東の空に姿を見せ始めたお月さまを見つけると、こんどで「なんだ、今度はあっちから出てきたのか。でも、もうギラギラするのはあきらめたみたいだな。」ゆきひとごときばんけんこやで雪だるまの独り言を聞いていた番犬は、小屋からノソノソ出ていくると、ボンボンと言いました。ぬすぎもうわけ「盗み聞きしていたようで、申し訳ないけどね。あんたがさっみひそらうつきき見たのはお
3、日さまで、いま、空に浮かんでいるのはお月さまっあさでつきよるでていうのさ。お日さまは朝出て、お月さまは夜に出てくるんだよ。ひとおしてんきかついでにもう一つ教えておくよ。もうすぐ天気が変わる。なぜかおれひだりいたわやすって?俺の左ありが痛むから分かるのさ。じゃ、お休み。」いぬいほんとう犬の言ったことは本当でした。よるふかきりあたかくよあかぜふ夜が深くなるにつれて、霧が辺りを隠し、夜明けには風が吹きはじ始めました。あさひよるやみはらゆき朝日が夜の闇をすっかり追い払うと、雪だるまは、「わあ!」おもさけと、思わず叫びました。キラキラ、キラキラ、キ
4、ラキラ。ゆきかがやにわいちめんし雪が輝き、庭は一面ダイヤモンドを敷いたようです。わかおんなひとおとこひとたのこえすぐそばでは、若い女の人と男の人の楽しそうな声がしました。なつみけしき「すてきね。夏にはとても見られない景色よ。」ゆきなつあ「ああ、そうだね。それに雪だるまも夏には会えないね。」ふたりわらゆきたまたのやしき二人は笑って、雪の玉をぶつけっこしながら、楽しそうに屋敷にはい入っていきました。ひと「あの人たちは、なんなの?」ゆきこやようすみいぬたず雪だるまは、小屋から様子を見ていた犬に尋ねました。おおぼっおくひとおお「なんなのって、大き
5、い坊ちゃんと奥さんになる人さ。大きいぼっこいぬじょちゅうへや坊ちゃんは子犬のころストーブのある女中さんの部屋でぼくをさむひせかいいち可愛がってくれたんだ。ストーブってのは、寒い日には世界一すばらしいものになるんだよ。」に「ストーブって、きれい?ぼくに似てる?」せいはんたいじょちゅうへやみらん「いや、正反対だね。女中さんの部屋を見てご覧。」ゆきじょちゅうへやあかあかもみ雪だゆまは、女中さんの部屋の赤々と燃えるストーブを見たとたん途端、ぼくしんたいなかおと「あっ、僕の身体の中で、またミシミシ音がする。なんだかいぼく、どうしてもストーブのそばに
6、行きたい。」なにいそと「何言ってるの。あんたがストーブに寄り添ったら、溶けちまうよ。」いぬいゆきいかえ犬が言うと、雪だるまは言い返しました。とかまぼく「溶けたって構いません。僕は、ストーブのそばにいかなくてきもはならない気持ちなんです。」いぬはあきれて、いだれへやい「そんなこと言ったって、誰があんたを部屋に入れるもんかね。」いこやもどめとそう言いながら小屋に戻って、目を閉じました。ゆきみた雪だるまは、ただもう、ジッとストーブを見つめて立っていました。へんくらひあか辺が暗くなってくると、ストーブの火はますます赤くなって、うつくみとても美しく
7、見えました。ひひかりつきひかりちがおだすべお日さまの光ともお月さまの光とも違う、穏やかで全てをつつひかり包んでくれそうな光でした。じょちゅうときどきくちあたきぎほのお女中さんが時々、ストーブの口を開けて薪をくべると、炎とだそとゆきかおあかあかてがサッと飛び出し、外の雪だるまの顔まで赤く赤く照らします。「ああ、どうしてだろう?」ゆき雪だるまは、つぶやきました。だいす「ぼくは、ストーブが大好きになったらしい。なぜだかわからいないけど、そばに行きたくてたまらない。」よるさむじょちゅうへやまどその夜はとても寒く、女中さんの部屋の窓ガラスいっぱいに
8、、こおりはなさ氷の花が咲きました。さむきもゆきかな寒くて気持ちがいいはずなのに、雪だるまは悲しくなりました。こおりはなすがたみだって、氷の花がストーブの姿を、見えなくしてしまったのですから。あ
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