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时间:2017-07-13
《急性実験におけるラットの手術法 日语医学论文》由会员上传分享,免费在线阅读,更多相关内容在学术论文-天天文库。
1、急性実験におけるラットの手術法目次1.はじめに 2.実験を始める前に3.麻酔の方法(吸入麻酔、麻酔薬投与)4.カニュレーションの方法(気管、血管カニュレーション)5.その他(筋弛緩薬投与および人工呼吸、実験終了後の処理)6.参考文献1.はじめに 実験で用いられるラットは、19世紀初期にヨーロッパ産ドブネズミの中から白色の変わり種として見つかったものが固定され、実験動物用に使われるようになったとされている。分類学的には哺乳動物網、げっ歯目、真鼠亜種、ネズミ科、クマネズミ属に属する1)。現在では多数の種類の系統が存在し、主な系統として近交系にACI、ALB、F
2、344、LEW、SHR、TO、WM等、ミュータント系にはヌードラット、遺伝性黄疸、遺伝性白内障等、クローズドコロニーにはDonryu、Sprague Dawley、Wistar等、ハイブリッド系にはHORF1、LBNF1、LF344F等がある2)。 ラットは実験動物として取扱いやすく、広く使われている。我々の研究室でも主にラットを用い電気生理学的研究を行っている。そこで本稿では、麻酔下で行う急性実験の際の基本的な方法について述べる。2. 動物実験を始める前に 近年、福祉的観点から動物実験に対する是非が問われ、また論文発表の際には各研究機関の倫理委員会の承認
3、もしくは動物実験に関する基本指針にのっとった旨の記述を必要とする場合が多い。これまで「実験動物の飼育及び保管等に関する規準、昭和55年総理府告示」「Internationalguidingprinciplesforbiomedicalresearchinvolvinganimals.CIOMSS1984」「動物実験に関する指針、日本実験動物学会 1987」など倫理規範が示されている。1988年には「生理学領域における動物実験に関する基本的指針、日生誌51巻1号53頁」が日本生理学会より示された。動物実験を行う際にはこれらの指針を順守し、適正な実験計画および
4、実験遂行に務めなければならない。その基本的事項のひとつとして、科学的な観点から最も適正な種属を選択するという項目がある。ラットを実験に用いる場合、その生理的な特徴を把握する必要がある。表1にラットの生理学的特徴を示す。表1 ラットの生理学的特徴体重雄300~700g・雌200~400g(初生時体重5~6g)性成熟年齢9~10週交配開始齢9~14週性周期(雌)4~5日妊娠期間21~22日産仔数 6~15匹離乳年齢18~23日食餌量15~20g/日/匹(10g/100g体重/日)飲水量 4~7ml/日/匹(8~11ml/100g体重/日)寿命2~3年体温38.
5、2(37.8~38.7)℃開眼日齢10~12日心拍数352(260~450)回/分血圧98(82~120)mmHg総血液量6.41(5.75~6.99)ml/100g体重呼吸数85.5(66~114)回/分呼吸量0.86(0.60~1.25)ml/回、73(50~101)ml/分赤血球数8.9(7.2~9.6)×106/mm3ヘマトクリット値46(39~53)%赤血球容積55(52~58)mm3白血球数総数:14(5.5~25.0)×103/mm3リンパ球:73(65~84)%好中球:22(9~34)%単球:2.3(0~5.0)%好酸球:2.2(0~6.0
6、)%好塩基球:0.5(0~1.5)%血小板数1240(1000~1380)×103/mm3血漿pH:7.4±0.06CO2:22.5±4.5mM/lCO2圧:40±5.4mmHg尿pH:7.3~8.5比重:1.04~1.07 1)、2)、5)より引用 動物は愛情を持って静かに取り扱うことが大切である。動物の扱いが不適切であると動物は狂暴になってしまい、実験者が指をかまれたり、実験処置も不正確になりやすい2)。動物に不安を与えたり、動物が嫌がること(たとえば動物の尾をつかんで長時間ぶら下げているようなこと)を
7、してはならない3)。ラットをつかむときは、母指と中指をラットの背部から腋下にまわして持ちあげる。右手の場合、示指をラットの右前肢の前方におき、中指とで右前肢をはさむようにすると持ちやすい。1~2週齢のものでは背部の皮膚をかるくつまんで持ちあげるようにする4)。保定者はリラックスして、手にはあまり力を入れずに、肝心の部分はしっかりと保定してラットをつかむことが重要である。3. 麻酔の方法 麻酔は実験動物の不安や苦痛を緩和し、動物の取り扱いや検査、実験処置などを容易にする目的で使用される。麻酔を使用するにあたっては、動物の麻酔深度をコントロールするために注意深
8、く観察する必要がある。麻酔の直後は意識混濁と共に一種の興奮期(全身
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