欢迎来到天天文库
浏览记录
ID:39570694
大小:278.00 KB
页数:24页
时间:2019-07-06
《名著--古今和歌集》由会员上传分享,免费在线阅读,更多相关内容在教育资源-天天文库。
1、延喜五年(905)勅命勅:醍醐天皇撰者:紀友則、紀貫之、凡河内躬恒、壬生忠岑原本:新日本古典文学大系「古今和歌集」(岩波書店)を独自にテキスト化仮名序巻第十六哀傷歌巻第一春歌上巻第十一恋歌一巻第十七雑歌上巻第二春歌下巻第十二恋歌二巻第十八雑歌下巻第三夏歌巻第七賀歌巻第十三恋歌三巻第十九雑体巻第八離別歌巻第十四恋歌四巻第二十・・・巻第四秋歌上巻第九羇旅歌巻第十五恋歌五巻第五秋歌下巻第十物歌墨滅歌巻第六冬歌真名序仮名序やまと歌は、人の心を種として、万の言の葉とぞ成れりける。世中に在る人、事、業、繁きものなれば、心に思ふ
2、事を、見るもの、聞くものに付けて、言ひ出せるなり。花に鳴く鶯、水に住む蛙の声を聞けば、生きとし生けるもの、いづれか、歌を詠まざりける。力をも入れずして、天地を動かし、目に見えぬ鬼神をも哀れと思はせ、男女の仲をも和らげ、猛き武人の心をも慰むるは、歌なり。 この歌、天地の開闢初まりける時より、出来にけり。[天浮橋の下にて、女神、男神と成り給へる事を、言へる歌なり。]しかあれども、世に伝はる事は、ひさかたの天にしては、下照姫に初まり、[下照姫とは、天稚御子の妻なり。兄の神の形、岡、谷に映りて、輝くを詠めるえびす歌なるべし
3、。これらは、文字の数も定まらず、歌の様にも有らぬ事ども也。]あらかねの地にしては、素盞烏尊(すさのをのみこと)よりぞ、起こりける。ちはやぶる神世には、歌の文字も定まらず、素直にして、事の心分き難かりけらし。人の世と成りて、素盞烏尊よりぞ、三十文字あまり一文字は、詠みける。[素盞烏尊は、天照大神の兄也。女と住み給はむとて、出雲の国に、宮造りし給ふ時に、その所に、八色の雲の立つを見て、詠み給へるなり。八雲立つ出雲八重垣妻籠めに八重垣造るその八重垣を。]かくてぞ、花を賞で、鳥を羨み、霞を哀れび、露を悲しぶ心、言葉多く、さ
4、まざまに成りにける。遠き所も、出立つ足下より始まりて、年月を渡り、高き山も、麓の塵泥より成りて、天雲棚引くまで生ひ昇れるごとくに、この歌も、かくのごとくなるべし。 難波津の歌は、帝の御初め也。[大鷦鷯帝(おおささぎのみかど)の、難波津にて、親王と聞えける時、東宮を、互ひに譲りて、位に即き給はで、三年に成りにければ、王仁と言ふ人の、訝り思て、詠みて、奉りける歌なり。この花は、梅の花を言ふなるべし。]安積山の言葉は、采女の、戯れより詠みて、[葛城王を、陸奥へ遣はしたりけるに、国司、事疎なりとて、設けなど、したりけれど、
5、凄まじかりければ、采女なりける女の、土器取りて、詠める也。これにぞ、王の心、解けにける。]この二歌は、歌の父母の様にてぞ、手習ふ人の、初めにもしける。 そもそも、歌の様、六つなり。唐の詩にも、かくぞ有るべき。その六種の一つには、そへ歌。大鷦鷯の帝を、そへ奉る歌。難波津に咲くやこの花冬籠り今は春べと咲くやこの花と、言へるなるべし。 二つには、かぞへ歌。咲く花に思ひつくみのあぢきなさ身のいたつきのいるも知らずてと、言へるなるべし。[これは、たゞ事に言ひて、ものに喩へなども、せぬもの也。この歌、いかに言へるにかあらむ。そ
6、の心、得がたし。五つに、たゞ事歌と言へるなむ、これには適ふべき。] 三つには、なずらへ歌。君に今朝朝の霜のおきて去なば恋しきごとにきえやわたらむと、言へるなるべし。[これは、ものにも擬へて、それが様になむ有ると様に言ふなり。この歌、よく適へりとも見えず。たらちめの親の飼ふ蚕の繭籠り鬱?くもあるか妹に逢はずて。かやうなるや、これには適ふべからむ。] 四つには、たとへ歌。わが恋はよむとも尽きじ有磯海の浜の真砂はよみつくすともと、言へるなるべし。[これは、万の草、木、鳥、獣に付けて、心を見する也。この歌は、隠れたる所なむ
7、無き。されど、初めのそへ歌と、同じ様なれば、少し、様を変へたるなるべし。須磨の海人の塩焼く煙風を甚み思はぬ方に棚引きにけり。この歌などや、適ふべからむ。] 五つには、たゞこと歌。偽りの無き世なりせばいかばかり人の言の葉嬉しからましと、言へるなるべし。[これは、事の整ほり、正しきを言ふ也。この歌の心、更に適はず。とめ歌とや、言ふべからむ。山桜飽くまで色を見つるかな花散るべくも風吹かぬ世に。] 六つには、いはひ歌。この殿はむべも富みけり三枝の三つ葉四つ葉に殿造りせりと、言へるなるべし。[これは、世を褒めて、神に告ぐる也
8、。この歌、いはひ歌とは、見えずなむある。春日野に若菜摘みつゝ万世を祝ふ心は神ぞ知るらむ。これらや、少し適ふべからむ。おほよそ、六種に分れむ事は、え有るまじき事になむ。] 今の世中、色に付き、人の心、花に成りにけるより、不実なる歌、儚き言のみ出来れば、色好みの家に、埋もれ木の、人知れぬ事と成りて、実なる所には、花薄、穂に出すべき事にも有らず成りにたり。 その初
此文档下载收益归作者所有