初動押し引きから直接精細な応力分布を求める試み

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1、京都大学防災研究所年報第53号B平成22年6月AnnualsofDisas.Prev.Res.Inst.,KyotoUniv.,No.53B,2010初動押し引きから直接精細な応力分布を求める試み片尾浩要旨地殻深部における応力場を知るには,多くの地震について初動の押し引きから発震機構を求め,それを基に応力テンソルインバージョンを行うのが通例であるが,精度よく発震機構を求めるのはある程度以上のマグニチュードを持った地震に限られる。このことは空間的および時間的に対象領域を細分化し応力の変化を見ようとする際,大きな制約となっている。今回は,Horiuchietal.(1995)によるP波の押し引きか

2、ら直接応力場を得る方法を応用することで,個々の地震の発震機構を確定する過程を経ずに応力場を推定する可能性を検討した。本手法を過去の京都大学阿武山観測所系のルーチン験測データに適用し,1995年の兵庫県南部地震発生前の時期に丹波山地の微小地震活動域における地域応力場の時間的変化の検出を試みた。キーワード:応力場,微小地震,発震機構,丹波山地1.はじめにを見ようとする場合,十分な地震数を得られないケースが出てくる。単独で精度よく発震機構解を求め地震活動の解析や将来の発生予測等の研究には地られる地震のみをデータとして採用することは,応下の応力状態を知ることが最も重要となるが,現在力場推定の上で大きな

3、制約となっているとも言える。のところ地下十数kmの地震発生深度において直接もし発震機構解を得られないような小地震の押し引地殻応力を計測する手段は存在しない。自然地震はきデータも活用できれば,解析データは大幅に増えその地域の応力場を反映して発生すると考えられ,ることになり,これまで解析不可能であった地震活その発震機構(メカニズム)を調べることは,間接動の低い地域での適用が機体で切る。また,地震活的に地域の応力場を知る手がかりとなるが,個々の動の高い地域でも,時間的空間的に細かく分割した地震のメカニズム解のP軸およびT軸は必ずしも地域小領域での解析が可能となる可能性がある。応力場の主応力軸と一致す

4、るとは限らない。地下の地震発生域における応力場を知るには,まず多くの2.方法・既存データとの比較地震について初動の押し引きから発震機構を求め,次いでそれらを基に応力テンソルインバージョンを本研究では,Horiuchietal.(1995)によるP波の押し行うのが通例の手順である。引きから直接応力場を得るインバージョン法を『額しかし精度のよい発震機構解を得るためには,ひ面通り』に使用することを考えた。Horiuchietとつの地震について20点前後の観測点で明確な初動al.(1995)のアルゴリズムでは,入力データとしては極性の読み取りが行われることが必要となり,観測個々のP波初動の極性を与え,

5、地震ごとに発震機構を点分布密度によって発震機構決定可能な地震の規模確定する過程を経ずに直接応力テンソル解を得るこ(マグニチュード:M)の下限が決まってしまう。とができる。この方法を適用することにより,押し例えば,現在の気象庁,大学,防災科技研等による引きデータが少ないため単独では発震機構をうまく基盤観測網のデータを基に内陸地殻内の地震を対象決められない地震のデータをも,応力場の推定に活とする場合,発震機構を精密に求められるのはおよ用できるかもしれない。その可能性を探るため以下そM2.0以上のものに限られる。のような方法をとった。解析可能な地震のMに制限があると,空間的お藤野・片尾(2009)は

6、,琵琶湖西岸地域において約500よび時間的に対象領域を細分化し精細な応力の変化個押し引きによるメカニズムを求め,これに小笠原―213―Fig.1ThebestsolutionsoftheresultsofstresstensorFig.2TheresultsofstresstensorinversionbasedoninversionshownasmechanismsolutionsaroundthemodifieddataincludingsmallnumberofP-arrivalTambaregion.Greenplotsrepresentreversefaulttypepolarity

7、.stressfield.Redsrepresentothertypeofstressfield.求まった最適の応力テンソルを発震機構の形で表しほか(2006)による丹波山地のメカニズム解データている。これを藤野・片尾(2009)の結果と比較すると,およそ800個を加え,さらに応力テンソルインバージ個々の応力軸の方位などには若干の差異が認められョンを行い,琵琶湖から丹波山地にかけての応力のるものの

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