环境对应型切削油切割性能和使用世

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1、I1107-01　0387-1053/11/¥500/論文/JCOPY特集　加工現場にみる環境対応技術®環境対応型切削油「セリ・カット」の性能と使い方*北原寛巳昨今、生活環境の問題が取り沙汰され、多くステンレスをはじめとしチタン、インコネル、銅の生活用品や自動車、家電品まで「エコロジー」などのさらに難削材の加工が増加している。このをキーワードとする製品が登場している。点でも、切削油に求められる性能は高くなってきわれわれが関係している「工業製品」やそのている。製造段階においても、もはやそのキーワードを無今までは

2、、切削時の刃先に生じる激しい高温視することは許されなくなってきている。にでも対抗できる添加剤として極圧添加剤と称さここでは切削液の中でも「不水溶性切削油」にれる、「塩素系化合物」｢モリブデン｣「亜鉛」な絞って、当社が2009年より販売してきている、どが多く使用されてきた。®環境対応型、高性能切削油の「セリ・カットしかし、それらの添加物による「環境上」のシリーズ」を基に、現状の問題点と比較しなが問題が指摘されるようになった（表２参照）。ら、実使用例などを交えて紹介する。上記の症状の要因として、極圧添加剤としてもっ

3、とも多く使用されてきた「塩素系化合物」を1．切削液を取り巻く現状課題使用した切削油に原因があると判ってきた。添加現状の大半の不水溶性切削油は、「潤滑」「浸材として使用されている塩素化合物のほとんどが透」「抗溶着」「冷却」などの作用（表１参照）を「塩素化パラフィン」であり、中でも「短鎖塩素得るため、鉱物油や植物油の基油へ「耐熱性」化パラフィン」はリスク評価試験の結果、難分解「高負荷」に耐えるような数種類の添加物を加性・高蓄積性と評価され、化審法の第一監視化学え、性能を確保する必要があった。物質に指定されるに至った

4、（注：社団法人潤滑油通常の添加剤は、成分が燃焼、あるいは変質協会HPより）。したりして、有効成分が他の化学的成分の影響をその塩素系切削油は焼却による廃棄処分が必須受け、十分な性能を維持するのが困難である。であり、その際に有害物質「ダイオキシン」が発生また鋼材では、鉛、亜鉛などのような快削性するため、地球環境の観点から見ても、望ましくな物質の添加が禁止される方向へ進んでいる。一方い添加剤として使用を控える必要性が出てきた。で素材に「軽量」「高剛性」の要求が高くなり、以上のような背景から「塩素フリー」として塩素系添

5、加物に代る添加剤を配合した「塩素フリ*KITAHARA、Hiromi／カトウ工機㈱ 取締役 営業部長ー化」切削油などとして、さまざまな物が発売されてきているが、実際には塩素系添加物に代る優表１　潤滑油の効果れた性能の物がなく、「塩素フリー化」切削油と称していても若干の「塩素系化合物」を添加し、摩擦を減らし、工具摩耗や切削抵抗を低１潤滑作用減する表２　環境問題の要因と症状２浸透作用切削点近傍に切削油を到達させる３抗溶着作用構成刃先の発生を抑制する切れ刃の温度を下げ工具摩耗を低減、ま作業者の皮膚障害、臭気、発癌、咽

6、や目の痛み、鼻１４冷却作用た工作物の熱膨張を抑制し、加工精度を健康環境炎、ダイオキシン維持する油剤の飛散、漏れ、機械の運転支障、錆、２作業環境５防錆作用切削と直後の工作物新生面を保護する腐食、一次性能の低下６洗浄作用切屑や汚れを洗い流す３地球環境水質汚染、大気汚染、土壌汚染36機械と工具I1107-01.indd3611.7.125:09:19PM特集　加工現場にみる環境対応技術性能の低下を押えている製品も見受けられる。良いと、一般に知られている。そこで、「塩素系化合物」｢モリブデン｣「亜具体的な使用

7、例として、化粧品（ファンデー鉛」などの化合物に代る、これから紹介する「セション）などの材料と、滑りや光沢を出すために®リ・カット」という無害な添加剤を使用した切使用される物質と同じものである。特に男性が理削油が開発され、表１の各性能を確保した。解しやすいものとしては、プレシェーブローションがあり、肌とシェーバー間の滑りを良くするた®2．セリ・カットによる問題の解決め使用されている（大きさは違う）。®セリ・カットとは植物油を基油として、固体潤また、「セラミックス」というとどうしても滑剤と不活性イオウ系の極圧剤を加

8、えた、超潤滑「陶器」を思い浮かべ「硬質」だと考えがちだが、性、耐熱性の完全塩素フリーな不水溶性切削油であ本品で使用している物は「軟体セラミックス」でる。固体潤滑剤はナノカーボンを使い、ナノサイズあり、マシュマロのように柔らかい物質である。に微細加工したセリサイト（絹雲母）（図１）と、よって、切削油と使用しても、機械摺動面へファインセラミックスを「ホウ素、カルシウム、ナ悪影響を与えること