论木山捷平的厌战思想与受害意识——以《大陆小道》为中心

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时间:2019-03-20

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1、摘要论木山捷平的厌战思想与受害意识——以《大陆小道》为中心纵观日本文学,以战争以及战后日本民众生活为题材的作品可谓并不鲜见。然而由于历史原因,日本文坛对战争责任的追究并不彻底,因此这些作品都不约而同地呈现出着重描写日本人的苦难以及其所遭受的心灵创伤的倾向。一时间日本文坛“哀鸿遍野”,受害者意识大行其道,掩盖了其加害者的罪责,转移了战争责任的焦点。2015年是世界反法西斯战争胜利70周年,勿忘历史,方能开辟未来。有鉴于此,拙论选取了曾经在抗日战争时期生活在中国东北长春市的木山捷平的代表作品《大陆小道》。通过对《大陆小道》的研究,还

2、原文章中描写的战争年代生活在中国大陆的日本形形色色的人们的生活。并且通过对作品的分析,考察作者的战争观。需要注意的是,包括木山捷平在内的许多日本作家的作品中都有意或者无意地表露出了日本受害的这一倾向,这已经成为日本文坛创作中不可忽视的一个文学主题。对于我们来说,了解这一现象的现状并对其动向加以留意是很有必要的。木山捷平,更多的被文学评论家以私小说作家来研究,在日本文坛并未留下很大的影响,其作品也基本没有得到文学奖的眷顾。只有耗时多年的长篇小说《大陆小道》获得了文部大臣奖,可以算是对其在文坛上孜孜不倦耕耘一生的肯定。当然他的文学创

3、作也曾一度中断,主要原因在于日本悍然发动了侵华战争,使得当时的客观条件不允许很多为自己写作的作家自由的进行创作。或许是想换个自由的创作环境,抑或是其他原因,木山捷平在战争末期来到了长春。在这里他度过了人生最难熬的两年时间。这段经历,也成为了日后归国的木山捷平进行文学创作的主要素材。作为木山捷平创作的“满洲文学”的代表作品,《大陆小道》描写了生活在伪满洲国的日本普通民众的种种生活样貌,突出了他们生活的困苦。作家将自己置于日本群众的普通一员,吐露了大家的心声,那就是对战争的厌恶和对军国政府的不满。但即使如此,他们也没办法积极反抗,只

4、能消极地追求自己精神上的I安慰。除了喝酒来消除病痛和忘掉烦恼外,主人公还不断地咒骂、抱怨,通过这种方式谋求心理上的平衡。不仅如此,作品还描述了日本战时政策的不合理,引起了民众的极大不满和愤怒。木山捷平采取了私小说的叙述方式,增强了作品的真实性。坚持通过百姓视角来观察战争,将日本群众的孤立无援、生活悲惨的一面刻画出来,很容易就能获得读者的同情。虽然一方面《大陆小道》给我们认识战争时期的长春提供了一个侧面,但是却不自觉地扩大了日本人的受害描写,忽视了对被侵略的中国人民的描写。而且他对战争的认识只停留在本能的感觉上,没能全面认识到战争

5、和所谓的“开拓团”的本质。虽然我们无法苛求一个私小说作家能够跳出文体限制,也无法因此否定木山捷平文学作品的价值,但是认识到日本文坛的受害意识,是我们应该有的价值判断。关键词:木山捷平,大陆小道,厌战思想,受害意识II要旨木山捷平の厭戦思想と被害者意識―『大陸の細道』を中心に日本文学を全般的に見ると、戦争及び戦後日本民衆の生活を題材とする作品が少なくないということが分かる。しかし、歴史上、日本文壇における戦争責任への追究は徹底とは言えないと思われる。したがって、これらの作品は一致して日本人の受難や心に残されたトラウマの大きさを強調

6、してきた。しばらくの間、日本文壇では、哀号のあふれる文章が次々と出てきた。被害者意識という文学主題が日本文壇に大いに宣伝されていて、日本側の加害者としての罪責は隠蔽されている。このように、戦争責任の焦点は自然に外されていたのである。2015年は世界反ファシズム戦争勝利の七十年目である。「過去を忘れないからこそ、未来が切り開かれる」というように、しっかりと歴史を考える必要があるのではないか。それに鑑みて、拙論は戦争時代「満洲」経験がある作家木山捷平の『大陸の細道』を研究対象として、作品におけるざまざまな日本人の生活を再現しようとす

7、る。また、作品の分析によって、作者の戦争観を考察してみる。注意するのは、木山捷平を含め、多くの日本作家が作品の中に、意識か無意識か日本が被害者であることを示していることである。この「戦争被害者」という立場はすでに日本文壇のテーマの一つになっていた。我々はこの現状とその動向に留意する必要があるのではないかと思う。木山捷平、一般的に私小説作家として研究されている。しかし、彼の文学は日本文壇にそれほど評価されていないということも事実である。その作品もほぼ文学賞の青眼を得ていない。ただ長年に渡って完成した長篇小説『大陸の細道』が文部大臣

8、賞を受賞した。これも彼に生涯を貫く文学創作に没頭した人生への肯定だと言えよう。もちろん、木山捷平の文学創作もやむを得ず中止になったことがある。その原因として、日本政府は横暴にも侵略戦争を発動したのであるため、創作の自由は日本の軍政府に制限されていたのである。自由

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