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时间:2019-03-03
《お市の方物语的听写原文》由会员上传分享,免费在线阅读,更多相关内容在应用文档-天天文库。
1、お市の方物語 朗読 斎賀みつき織田信長の妹である、お市の方は、天文16年、西暦1547年に生まれたとされています。しかし、幼少の頃の記録はほとんど残っていません。彼女が歴史の表舞台に姿を現したのは、1567年の事です。当時、お市の方は絶世の美女と持てはやされていたため、方々からたくさんの縁談が申し込まれていました。そんな中、お市の方は信長の命令で、近江国の戦国大名、浅井長政のもとへ、輿入れすることになりました。これは、織田家と浅井家が同盟を結ぶための政略結婚でした。斉藤道三亡きや、織田家と斉藤家は、臨戦対戦に
2、なっていました。この斉藤家に睨みを利かせるため、織田家は、双方の領地に接している、近江国(おうみのくに)の浅井と手を組もうとしたんです。他にも、上洛を目指していた信長が、その経路にある小谷城と争いを避けるためでもありました。しかし、この頃、織田家は、浅井家と同盟を結んでいる朝倉家とは、敵対関係にありました。そのため、お市の方が嫁ぐに当たり、浅井家は、織田家に、朝倉家には手を出さないと言う条件を突きつけてきたんです。そして、信長は、その条件を受け入れまして。こういった最中、お市の方は、浅井家に嫁いでいたのです。
3、嫁いで暫くの間は、幸せな生活を送っていました。お市の方は、長政との間に、何人も子をもうけ、世継となる男子も誕生し、夫との関係もうまくいていたのです。ところが、そんなお市の方と長政に、悲劇が襲い掛かります。では、ここから、その悲しい出来事について、詳しく語っていくことにしましょう。1569年、信長は、室町幕府15代将軍足利義昭を傀儡としていました。そこで、信長は、朝倉義景に対し、二度にわたり、将軍命令と称して、今日の京都へ死闘するよう命じます。しかし、織田家と関係が悪化してる朝倉家は素直に、応じませんでした。「
4、朝倉め、将軍の名において命令を走ったと言うのに、それに従わぬとは何たる事か。 こうなったら、この俺が成敗してくれよう。」こうして、翌1570年に、信長が朝倉義景に攻め入りました。すると、浅井家内部では、朝倉を守れと言う気運が高まったのです。この事は、お市の方も知るところとなりました。「何ですって?お兄様が朝倉家を・・・お兄様、あの約束をお忘れになってしまったというの?」お市の方が、浅井家輿入れする時に、交わされた、織田が朝倉の領地に手を出さないという約束は、簡単に破られてしまったのです。「長政様、此度は兄が、
5、本当にすみません。あの、やはり、浅井家は・・・」「ああ、残念だが、織田とは、遣り合うことになるだろう。我が浅井家は、朝倉家とは古くからの付合いだ。こうなったからには、我らは、義景殿お救いするため、動かねばなるまい」「まさか、お兄様と長政様が戦うことになってしまうなんて、私も覚悟はできております。市は織田の妹、こうなったからには、ここにはもう・・・」「何を言う!確かにお前は信長殿の妹かもしれぬ、しかし、今は浅井家の嫁、俺の妻だ。たとえこの先、何が起ころうども、俺はお前を手放そうとは思わぬ。この命尽き果てるまで、
6、共に添えといようぞ。よいな?」「長政様、ありがとうございます。」その後、長政は出陣し、義景の救援に向かいました。「長政様とお兄様、私にとてはどちらも大切なお方。どちらがを味方することなど・・・しかし、このままでは、お兄様は・・・何とか、この戦いを避ける事はできぬものでしょうか?」考え抜いたあげく、お市の方は陣中見舞を用意し、信長のいる本陣へ届けさせたんです。「信長様、ご報告致します。お市様より陣中見舞が届けられました。」「何?市から陣中見舞じゃと?珍しいこともあるものじゃ。どうれ、見てやるとするか。何じゃこの
7、袋は?中には・・・うん、小豆が詰め込まれれているだけか。しかも、わざわざ袋の両端を紐で結んでおる・・・おい、これに何か文は添えられてるおらぬのか」「いいえ、お市様からはこの袋のみ届けられました。」「うん、これは一体何を意味しておるのか。両端を縛った袋・・・うん?両端を・・・袋の鼠・・・そうか!朝倉と浅井が手を組み、我が陣営を挟み撃ちにしようとしておるのじゃな?市はそれを伝えようとしたのか。交渉おれん!全軍、退却じゃ!わしに続け!」信長は、一目散に本陣を飛び出し、一路、京へ向かえました。すると、後方から長政の軍
8、勢が信長に迫ってくるではありませんか、信長の家臣達は必死になって敵からの追撃を抑え、信長は京まで撤退することができたのです。もし、あの小豆の袋の意味に気がつかなければ、信長はここで戦死していたのかもしれません。「どうやら、お兄様はご無事だっだようですね。よかった。でも、これで浅井家は織田家の敵となってしまいました。これから、私達はどうなってしまうのでしょう。」京へ撤退した信長は、決して長政を許しませ
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