话题の宅配便クリッピングニュース12月号

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1、～話題の宅配便　クリッピングニュース（第33号：2013年12月号）～発行元　『西日本地域総合研究所（事務局　鳥栖新聞社）』（所長　池田重信）今年も最後になりました。1年間本当にお世話になりました。そこで来年のがんばりのばねを鍛えるためにも、今年どのようなニュースを発信してきたかを振り返ってみたいと思います。１．本年度は、『戦略論と同様“人間力”を鍛え直す時代へ』というテーマで述べました。経営やマーケティングでは、戦略や戦術、つまり『戦い方』（いかに有利に戦いを勧めるるか）中心で述べている場合が多いのですが、実はその戦略を企画し遂行する“人間そのもののあり方”

2、に焦点を当てて考えて考えてみました。①第１回目のシリーズでは、・例えば国家や政治という視点からいくつかの提案をしました。特に藤原教授（お茶の水女子大学理学部）は「国家の品格」の指標として、国家の独立不羈、高い道徳、美しい田園、天才の輩出の四つを挙げておられますが、私自身は、行き過ぎた、また早急で劇薬的経済力の追求は、リーマンショック的な悲劇を引き起こす。つまり“品格ある経済力の立て直し”をこころがけるべきと主張しました。・企業人や組織人のみならず、社会人としても、やはり『品格ある人格』が極めて重要なキーワードとなると思うのです。あの人なら信じよう、ついて行こう

3、と思わせる人格が、経営の鍵を握ると主張しました。②第２回目シリーズのテーマでは、・『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』よ　再び！！（NHK総合テレビの、2000年～2005年まで放映されたドキュメンタリー番組（全放送作品は191本）で、戦後日本の地位を挽回すべく、“日本よ！ものづくりへ再び”に挑んでいった日本のビジネスマンの生き様を述べました。●“HABENSIEEINSONY　ソニーをください”、●１mmの狂いも許されず戦場にかけられた通称『日本橋』、●米CNNテレビで紹介された世界が驚く「７分間の奇跡」～『新幹線劇場』という話題を取り上げ、日本の将来のために、

4、自分の信じる道を突き進んでいったビジネスマンを描きました。成功の要因は、米国の進んだ（と学問の世界で尊重されている）戦略などではなく、日本の社会や組織に当たり前のように根付いている“暗黙知の世界”であると指摘しました。③第3回目のシリーズでは・従業員の思考力（企画力、発想力）を鍛えるというテーマで、『クリティカル・シンキング（Criticalthinking）』と取り上げ、「論理展開」、「因果関係の把握」、「構造的アプローチ」という３つのスキルをいかにして身につけていくか述べました。しっかりと考え答えを導き出す自分なりのスキル（上記３つのテーマを展開する技術論

5、）を身に付ける4ことは、組織のみならず、自分自身の成長にとっても重要なことであると指摘しました。④第４回目シリーズでは・一瞬にして信頼・信用を崩壊させる失言というテーマで、著名な政治家や歴史上の人物などを取り上げ、どのような失言をしたのか、また山本五十六連合艦隊司令長官の、あまりにも有名な“やってみせて、いって聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば人は動かじ”という文言、そして実はもっと注目すべきは、その次に発言した“話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず”という文言であると述べました。・特に

6、上司が部下に言ってはならない言葉も取り上げています。そして、部下に対して、常日頃からありがとうという感謝の気持ちを持ち続けることが、不用意な失言をしないコツであるとのべました。家庭においてもそうですが、ありがとうとこころより感謝することが絶対重要なのです。２．『日本広告学会第44回全国大会』にことよせて　―　私ごとで恐縮ですが。●テーマ：『もういちど、「広告」―これからの広告の姿を考える―』での論文発表・日本広告学会とは、広告に関して、広告業界、マスコミ・ビジネス業界、関係団体と学会、海外業界などが集まった学会です。その規模や権威・実績において、高く評価された

7、学会です。その全国大会が、11月15日(金)～11月17日（日）、九州産業大学で開催されました。九州では十数年振り年振り開催されました。今回の目玉は、外国人の研究者も来福し、英語で研究論文の発表が行われたことです。・テーマは既述の通りですが、私も、２つの大学院と２つの学部で講師をしている関係上、実績を積むべく、論文を提出し本部の査定を受けました。その結果私を含めた23名（国際セッションが３名）(応募総数は公表されていません)が、発表の機会と要旨集に掲載される栄誉を受けました。１年がかりで取り組んでいたテーマに関する論文や九州部会での発表の実績が認められたもので

8、した。以下論文内容と発表内容の要約を述