平成22年度活动报告.doc

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1、平成２２年度活動報告平成２２年４月　１日より平成２３年３月３１日までⅠ新しき詩よ　出でよ大手販売会社が集計した３月期の販売状況によると、全体でマイナス７.７％。その内訳として雑誌がマイナス５，１％書籍がマイナス１０．７％。プラスで推移したのはコミックの２．９％増のみムックはマイナス１０．７％となっている。書籍ジャンル別でも各部門マイナス１０％以上を記録している。唯一児童書が０．１％の微減。余りにも甚大な被害を前に日本全国自粛ムードによる買い控えであろうか。散見するに３月期コミックのまとめ買い。児童書

2、特に定番が動きが良いとの報告も受けている。繰り返す地震・津波映像はこども達には有り余るものだ。それを避け、精神の安定を親御さんたちが求めたためであろうか。その後に繰り返す余震はその意を後押ししたものだろう。復興には多くの時間と労力を必要としている。中長期的な視点を持ちそれらがこの国にあたえる影響を確認しつつ支援を継続して行く義務が存在しているであろう。青年部として、未だ義援金を送るにとどまっているが、我々の業界として出来ることを模索すべき時であろう。　震災直後の隔日配送と翌週からの当日配送への復帰。

3、用紙確保の一時的な混乱による集英社のコミックの一部発売延期。オレンジページの合併号販売等にも店頭での告知により大きな混乱もなく、読者のご理解もあり順調に推移した。いつの日か被災された地域の組合店が通常の営業を再開されることを心より祈念し、青年部として出来ることを考えて行きたい。何よりも商売再開を始め日常の生活を取り戻されん事を切に願っている。　翻って、我々もここ数年に亘る前年比減の業界に、新たに加わった得体のしれないこの国の変化の兆しに対応し、生き残りをかけ貪欲に何もかも吸収すべき時だろう。　かつて

4、、携帯やＰＣの普及がその原因との分析がなされた。また電子書籍の台頭が与える影響力に怖れを懐く傾向がみられ、あるいは無関心を装う層が大半との指摘も垣間見られる。しかし、電子書籍と紙との共存は可能であり、起爆剤足り得る。今年度新年会総会懇親会等で祝辞を頂戴した多くの版元の方々からそのことを実証して頂けたことを念頭に活動の継続が望まれる。われわれ中小書店には電子書籍は範疇にないと突き返さず、われわれの懐に入れるべき時だ。ブッカーズ事業をはじめ、ためほんくんや電子サイネージなどその萌芽は到る処にみられる。ま

5、た、デジタルの分野における進歩は速く、その操作はより簡便さを増して行く。安心せよ。少なくともシステムにおけるデジタル化に積極的に取り組み、新たな読者の楽しみに歩調を合わせよう。　確かに書店とは「川上からくるものを受け、動き行くこの日常（業務）に合わせ、ただひたすら受身のきざはしにあるもの」なのかもしれない。「自立」を目的化すべきである。われわれにとって「自立」が日常になった時この業界はどのような業態になっているのだろうか。19　新しき詩が生まれることを期待している。Ⅱ　会員数の現況　平成２３年３月３

6、１日現在　　　　　１３５名Ⅲ　会議等の開催の概要　１総会　第２０回通常総会　開催日　　　　　　平成２２年６月８日　開催場所　　　　　飯田橋　ホテルメトロポリタンエドモンド　春琴の間　【審議及び議決の内容】　第１号議案　平成２１年度事業報告承認の件　（原案通り可決）　第２号議案　平成２１年度収支決算承認の件　（原案通り可決）　第３号議案　平成２２年度事業計画決定の件　（原案通り可決）　第４号議案　平成２２年度収支予算決定の件　（原案通り可決）　２理事会１０年度第１回理事会　　　１０年４月８日(木)　書

7、店組合３階会議室出席５名理事　赤城書店　牛房邦夫、三弥井書店　吉田敬弥、雄文堂　矢澤達治、かつざわ書店　勝沢光青年部員　ブックスページワン　片岡隆議題①　総会準備② ホームページ網推進について③　ホームページ網全国展開方法提案について④　石田徹也作品集予約活動について⑤　電子媒体に対する青年部としての考え方⑥　次年度レクリエーション企画要望募集（実施回数・規模等）１０年度第２回理事会　　１０年５月１３日(木)　書店組合３階会議室出席１４名理事　赤城書店　牛房邦夫、三弥井書店　吉田敬弥、新橋書店　山辺

8、真次、千歳書店　上地進二、雄文堂　矢澤達治、江戸川書房　秋葉良成、分梅書店　下向紅星、こみや書店　小宮仁、吉田書籍部　吉田圭一、小川書店　小川頼之青年部員　信愛書店　原田福夫、ブックスページワン　片岡隆、サンブックス浜田山　安藤弘、四季書房　渋谷眞、19議題１．総会準備２．ブルーオーシャン状況について３．ホームページ網進捗状況について４．掘り出し選書第４回ローテーション報告５．次年度リクレーション企画要望募集６．その他７．次回理事会開催日程の確認１０年度第３回理事会