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时间:2018-10-12
《李商隐+锦瑟 日文》由会员上传分享,免费在线阅读,更多相关内容在行业资料-天天文库。
1、きんしつはしなごじふげん錦瑟端無くも五十弦,いちげんいっちゅうくゎねん一弦一柱華年を思う。さうせいげうむこてふ莊生の曉夢は蝴蝶に迷い,ばうていしゅんしんとけん望帝の春心は杜鵑にたく托す。さうかいつきあきらたま滄海月明かにして珠に涙有り,らんでんひたま藍田日暖かにして玉はけむりしゃう煙を生ず。こなべ此の情追憶と成るを待つ可けんや,たこすでばうぜん只だ是れ當時より已に惘然。****************◎私感註釈※李商隱:晩唐の詩人。杜牧、温庭らとの同時代人。812年(元和七年)~856年(大中十年)。字は義山。河内(現河南省)の人。玉
2、溪生とも号した。独自の世界を開いた。※錦瑟:立派な瑟(おおごと)。夫婦仲の良いことをいう琴瑟の片方で、かつて妻が奏でた瑟(おおごと)に感じて詠う。悼亡詩であり、また、官途で不遇を託(かこ)ったことを追憶しての詩である。※錦瑟無端五十弦:(夫婦仲の良いことをいう琴瑟の片方で、かつて妻が奏でた)立派な瑟(おおごと)がわけもなく(悲しげな音色を出す)五十弦の。・無端:何の原因もなく。ゆえなく。わけもなく。端(はし)無く。これというきざしもなく。思いがけなく。はからずも。唐・賈島に『渡桑乾』「客舍并州已十霜,歸心日夜憶咸陽。無端更渡桑乾河水,
3、卻望并州是故鄕。」とある。・五十弦:古代の瑟は五十弦であったが、後に二十五弦と改められたと、琴瑟の起源とともに伝えられている。『史記・封禪書』「或曰:『太帝使素女鼓五十弦瑟,悲,帝禁不止,故破其瑟爲二十五弦。』」とある。作者は大中五年(851年)には妻の王氏を喪っており、その後作者自身が亡くなるまでの七年間のうちにこの詩を作ったことになる。※一弦一柱思華年:一本の絃(げん)、一つの琴柱(ことじ)を(見るにつけ)、若く華やいでいた年頃を思い起こさせる。*作者は五十歳を前にした満四十七歳で亡くなっており、詩を作った当時の年齢である「五十歳
4、」に近づいた感慨を、古琴の「五十弦」に重ねていよう。・柱:ことじ。琴箏の胴の上に立てて弦を支え、その位置を変えて音調の高低を調節し、発する音を共鳴胴に伝えるための具。・華年:若く華やいでいた年頃。少年。※莊生曉夢迷蝴蝶:荘周(さうしう:そうしゅう=荘子)が夢で、蝶(ちょう)になり、自分が夢で蝶になっているのか、蝶が夢で自分になっているのか、と迷い。(そのように、あなたの生死について迷い)。・莊生:荘周。荘子。・迷:自分が夢で蝶になっているのか、蝶が夢で自分になっているのかということで迷う。・蝴蝶:荘周が夢の中で蝶になり、夢からさめた後
5、、荘周が夢を見て蝶になっているのか、蝶が夢を見て荘周になっているのか、一体どちらなのか迷った。『莊子・齊物論』に「昔者莊周夢爲胡蝶,栩栩然胡蝶也,自喩適志與!不知周也。俄然覺,則籧籧然周也。不知周之夢爲胡蝶與,胡蝶之夢爲周與?周與胡蝶,則必有分矣。此之謂物化。」(昔者(むかし)、莊周、夢に蝴蝶と爲り,栩栩然(くくぜん)として蝴蝶なり。自ら喩(=愉(たの))しみて志に適(=敵(かな))へるかな!周たるを知らざる也。俄然として覺(さ)むれば,則(すなは)ち籧籧然(きょきょぜん)として周也。知らず周の夢に蝴蝶と爲れるか,蝴蝶の夢に周と爲れる
6、かを?周と蝴蝶とは,則ち必ず分有らん。此(こ)れを之(こ)れ物化と謂ふ。)とある。※望帝春心托杜鵑:蜀の望帝の春を思う心は、血を吐いて悲しげになく杜鵑(ホトトギス)に魂を托(たく)した。(そのように、血を吐きながらなく思いである)。・望帝:蜀の望帝。蜀の開国伝説によると、周の末に蜀王の杜宇が帝位に即き、望帝と称した。杜宇(望帝)が死ぬとき、ほととぎすが鳴いたとも、その魂がほととぎすになったともいう。・春心:春を思う心。春を傷(いた)む心。女性(異性)を思う心。・春心托杜鵑:(蜀の望帝が)春を傷(いた)む心は、血を吐きながら悲しげに鳴く
7、杜鵑(ホトトギス)に托す、ということは、作者自身の官途が不遇であって、個人的にも妻を失った悲しみにも耽っているさまをいう。・杜鵑:〔とけん;du4juan1●○〕ほととぎす。血を吐きながら悲しげに鳴くという。※滄海月明珠有涙:青い海に月が明るく照らして、人魚は(月の精ともいうべき)真珠の涙をこぼして。曾て、真珠は海中の蚌(はまぐり)から生まれるものと思われた。また蚌(はまぐり)は月と感応しあって、月が満ちれば真珠が円くなり、月が缺ければ真珠も缺けると思われた。また、中秋の名月の時期になると、蚌は水面に浮かび、口を開いて月光を浴び、月光
8、に感応して真珠が出来るとされた。張衡の『南都賦』に「巨蚌含珠」とある。また、鮫人の涙。南海に住み、水中で機(はた)を織り、泣くときは真珠の涙をこぼすという。「滄海遺珠」しらたまで我が国・日本の『万葉集』中の元興寺の僧が自
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