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时间:2018-07-29
《日语综合教程第六册第二课 自然との出会い》由会员上传分享,免费在线阅读,更多相关内容在行业资料-天天文库。
1、日语综合教程第六册第二課 自然との出会いブナ林の四季雪国の春はブナ林の芽吹きから始まると言ってよい。もちろん細かく見ればブナの緑に先駆けてマルバマンサクが咲き、タムシバ(ニオイコブシ)が咲く。しかし人の心にしみじみと春の喜びを感じさせてくれるのは、このブナの芽吹きであろう。まだ風も冷たく、根雪が林地に残っているうちに、ブナの新緑はうっすらと稜線を染める。あるかなきかのこの新緑に、長く厳しい冬に耐えてきた雪国の人は心のときめきを抑えることができない。しかし、まだはっきりと春が訪れたわけではないから、このときめきをあからさまにするのはもう少
2、し待とう、そういった心境だと言えばいいだろうか。この時こそが雪国に暮らす人々にとって最高に幸せな時なのである。やがて、誰の目にも明らかに新緑は稜線を染めながら登り、全山を緑で覆っていく。そのころには林内の根雪もほとんど消えて、つつじ類をはじめ、低木類が林床を飾るのである。しかし、いつもながらの春の訪れとは言いながら、どうしてこうも順序を間違えず、次から次へと植物たちは動き出すのであろうか。その移り変りは、恰も生き物たちの成長していくように、森林全体もまた時節とともに変化を遂げていく。天の摂理とは、まさにこのようなことを言うのではなかろう
3、か。夏から秋にかけては実りと収穫の時節である。最も収穫というのは人間をはじめ動物側のことだから、植物にとって最も生命感にあぶれる時期こそが夏のだといったもうがいいかもしれない。林業にとってはやっかいな真夏の下刈りという作業も、雑草や小低木かれ見れば、とんでもない迷惑なことである。ここには人それぞれの自然がある。自然保護と林業振興との、いずれの立場が優れているというのでもない。ひとはそれぞれの立場で自然に接するのだということを、我々は心の底で認め合いながら生きでいるのである。いかなる存在にも凋落の時が来ることを、自然はその長い年月の移ろい
4、の中でも、また一年という短い間にも示してくる。やがてブナの葉は落ち着くし、樹木全体が冬に備えた厳しい表情に変っていく。その厳かなたたずまいといい、また風雪に耐えるけなげな姿といい、ブナ林が真の迫力を見せるのに、冬に勝る季節はないであろう。或る人はその姿をおそろしいというまもしれない。またある人はそれこそ美の極致と評価するかもしれない。評価はどうあれ、黒々と静まり返った冬のブナ林の中では、もう既に何かが動き始めている。巡り来る春に、再び山をおおいつくす葉が、早くも必要な枚数だ冬芽の中に準備されているのである。ここでもまた、わたしたちは自然
5、の偉大さに驚かずにはいられない。自然の中に身を置いてみて、人間は初めて自然の大きさにふれることができるのである。同時に、大自然の一員ちして、その中に包み込まれた自分をも認識できるであろう。ブナ林という自然界の片隅のしかもその移り変りの一断面をのぞいてみただけでも、自然は、いかに多彩で奥行きが深いものであるかを知ることができる。その奥深さが実感できるのは、そこに人間がかかわっているからにほかならない。確かに日本人は自然に極めて強い愛着を抱いている。また自然に対して研ぎ澄まされた感性を持っているの事実である。それは日本文化のさまざまな領域に
6、も反映されていよう。しかし、それはあくまでも抽象的な、観念的な自然でしかないのではなかろうか。自然を人間から切り離して眺めるのではなく、むしろ自然を友とし、自然のこころに迫ることが大切なのである。これまで日本では、植物の名前一つにしても、もしろヨーロッパの文学作品から多くを学んだような気がすてならない。実際にみたこともない植物なのに、スグリとカアラセイトウという名前はよく目にしたものである。しかもそれらの植物は、物語の背景としてかなり大切な役割を果たしていた。それに比べれば、詩や歌はともかくとして、日本の物語に登場する森の植物は、その種
7、類も数もしれたものである。ブナなども、今でこそ、名前を知らない人たちは少ないが、ほとんど日本の物語の中に現れていない。こういう、ちょっとした例からみても、日本人がどちらかといえば、感情という側面ばかりで自然と付き合ってきたことを、改めて思わずにはいられないにである。これから必要なのは、実際に大自然の中に身を置き、そこに新たな楽しみを見出していくことであろう。何はおいても、まず山を散策し、自然界の生の鼓動に耳を傾けよう。こうした自然との触れ合いの中で、自分自身の心も再び息づいてくるに違いない。与自然的邂逅(日译中)雪国的春天应该说是从山毛
8、榉树林初绽新芽开始的。当然,如仔细看的话,在山毛榉泛绿之前,圆叶金缕花已经开放,柳叶木兰也已经开放。不过使人内心深刻地感受到春天的喜悦之情的,还是这山毛榉的新芽吧。当北风尚寒,林地中残雪犹存之际,山毛榉的新
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