日本口腔検査学会総会学术大会

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1、第３回日本口腔検査学会総会・学術大会プログラム・抄録集～インプラント治療における口腔検査～大会長北海道医療大学個体差医療科学センター教授安彦善裕準備委員長北海道形成歯科研究会神田昌巳後援社団法人北海道歯科医師会会期：平成22年9月18日（土），19日（日）会場：北海道医療大学札幌サテライトキャンパス〒060-0004札幌市中央区北4条西5丁目アスティ4512FTEL：011-223-0205FAX：011-223-0207札幌コンベンションセンター〒003-0006札幌市白石区東札幌6条1丁目1-1TEL：011-817-1010FAX：011-820-4300事務局：北海道医療大学個体差医

2、療科学センター歯学部門〒002-8072札幌市北区あいの里２条５丁目TEL：011-778-7558FAX：011-770-5035E-mail:msaitoh@hoku-iryo-u.ac.jp（担当：齊藤正人）-1-大会長挨拶第3回日本口腔検査学会総会・学術大会大会長安彦善裕第３回日本口腔検査学会を9月18日、19日の両日にわたって札幌にて開催させて頂きます。第1回、第2回大会では、1日であった開催期間を、遠方からの方々にも参加して頂きやすいように、18日の午後、19日の午前の2日間の開催と致しました。18日は、札幌駅近くの北海道医療大学サテライトキャンパスで、19日は日本インプラント学

3、会のご厚意により、札幌コンベンションセンターで、同学会との同時開催とさせて頂きます。本大会では、この同時開催との利点を生かし、メインテーマを“インプラント治療における口腔検査”と致しました。年々進む高齢化社会の中で、インプラント治療の需要も増加しています。高齢者は様々な全身疾患を伴っている場合が多く、インプラント治療の可否や予後判定には、これまで以上に口腔内環境の把握に関わる検査のみならず、全身に関わる検査が必要だと考えます。1日目は、口腔に関わる検査全般の話題を、シンポジウムIで「口腔内科医として必要な臨床検査」と題して行います。口腔内科診断に関わる検査、唾液検査、心理検査を中心にディスカ

4、ッションをして頂く予定です。また、教育講演では、「チェアーサイドで簡単に出来る検査」との企画を組みました。ここでは、検査キットを用いながら実際に検査を体験し、理解して頂くこととしています。2日目は、初日の話題をもとにインプラントに関わるディスカッションを中心としたシンポジウムII「インプラント検査の実際」を企画致しました。インプラント治療時に実際に行っている検査、歯周炎やインプラント周囲炎が全身疾患に与える影響などのお話しから、インプラント治療前後に必要な検査についてディスカッションをして頂く予定です。また、特別講演では、インプラントに関するトラブルで、最近増えている歯科心身症に関する話題を

5、提供して頂きます。口腔検査がインプラント治療の成功に貢献するのみならず、その後のトラブルの回避にもつながるとの情報が提供できればと考えております。本大会が、参加される皆様にとって有意義な2日になることを期待致しております。道外からお出かけの皆様には、北海道で、一足早い秋を満喫してくださればと思っております。-2-理事長挨拶日本口腔検査学会理事長井上孝2007年秋、日本口腔検査学会を立ち上げ早３年が経過し、２回の学会と２冊の学会誌発行も無事行うことができました。現在この学会の主旨に賛同頂き会員となって頂いた方々も350名を超え、いよいよ日本歯科医学会の認定分科会申請にこぎつけることができました

6、。しかし、歯科医療における保険制度を考える時、検査はまだまだ谷底に置かれており、本学会の到達目標が遥かかなたにあるように思えます。そんな中、2009年秋の衆議院選と2010年夏の参議院選において歯科医師の議員が誕生し、歯科医療保険制度の中へなんとか検査を導入したい、という力強いお言葉を頂きました。歯科医療への検査保険導入の道のりは険しいと思われますが、着実にその歩を進めている実感を持ちました。今回、北海道において第３回日本口腔検査学会を第40回日本口腔インプラント学会と同時開催できることは、現在自費治療の範疇にあるインプラント治療に臨床検査導入を考えると大変意義深いものと思います。この学会を

7、足がかりに、インプラントを行う先生方に是非とも臨床検査の重要性をご理解頂き、日常のインプラント治療に検査を取り入れてもらい、でも目標到達に近付ければ良いと考えています。医療は医学に基づき行われるものと信じています。エビデンスの代表は臨床検査であり、検査なくして歯科医療がなりたたない・・・という方程式を誰もが認めるよう精進していきたいと思います。何卒宜しくお願い申し上げます。-3-会場までの交通のご案内北海道医