工场立地法视覚的绿量评価导入

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1、工場立地法における「視覚的な緑量による評価」導入のためのガイドライン平成２０年６月経済産業省地域経済産業グループ工場立地法の制度見直しについては、平成２０年１月に取りまとめられた産業構造審議会工場立地法検討小委員会の報告書に基づき、今回、「視覚的な緑量による評価」を新たに導入するべく運用例規集の一部改正を行ったところです。この新たな措置については、工場立地法の他の事務同様、自治事務における地域の実情に応じた運用が原則ですが、同小委員会報告書において「どの程度の量の緑が視覚的に確保されていれば工場周辺の住環境との調和が保たれていると判断しうるか等について

2、、国は、あらかじめガイドラインや判断基準を示しておくことが適当である」との提言が行われたことを踏まえ、運用に当たっての参考としてガイドラインを策定しました。今回、新たに規定された運用例規集２－２－３の③の運用に際しては、工場等の敷地の周辺部その他の敷地内の土地に整備される樹木その他の植栽が、工場敷地内の建築物その他の施設を視覚的に覆う度合い（以下「施設緑量比率」という。）が一定程度以上であるか否かの判断が求められます。本ガイドラインにおいては、①施設緑量比率の計算方法、②工場周辺の住環境との調和が保たれていると判断しうる施設緑量比率（以下「調和比率」と

3、いう。）の考え方を示します。１．施設緑量比率の計算式施設緑量比率は、仮想描画面における「工場施設（以下「施設像」という。）の面積」に対する「工場施設を覆っている緑（以下「緑量像」という。）の面積」の割合を計算することにより求めます。具体的な計算方法は、（２）で説明します。【計算式】工場施設を覆っている緑（緑量像）の面積施設緑量比率（％）＝×１００工場施設（施設像）の面積1【イメージ図】【凡例】（又は緑色部分）：施設緑量比率の測定対象となる樹木（又は樹木の部分）（又は黄色部分）：施設緑量比率の測定対象とならない樹木（又は樹木の部分）測定基準線仮想描画面本

4、仮想描画面において、灰色部分が「工場施設（施設像）の面積」を示し、緑色部分が「工場施設を覆っている緑（緑量像）の面積」を示します。これらを上記計算式に代入し、施設緑量比率を求めます。２．施設緑量比率の計算方法施設緑量比率は、工場地の敷地の境界線から１０メートル離れた地点を測定基準線として、測定基準線上高さ１．５メートルの地点から工場を見たときの施設と緑の視覚的状態を表した投影図（以下、「仮想描画面」といいます。）を作成して計算します。仮想描画面上の施設像と緑量像の作図方法は以下のとおりです。（１）施設像の作図方法施設像の作図に当たっては、施設の立面図や

5、工場の平面図といった既存の図面を参考に、まず、施設の各頂点（下記イメージ図●印）の高さ（ｂ）及び測定基準線からの距離（ｄ）を求めます。この数値を基に、以下の算式から「施設像の高さ（ａ）」及び「施設像の仮想描画面下端からの高さ（以下「施設像の下端からの高さ」という。）（ｃ）」を算出します。なお、仮想描画面は実際の視覚的状態を表した図であるため、測定基準線から見て仮想描画面より奥にある施設は、「施設像の下端からの高さ（ｃ）」の分だけ仮想描画面の下端から浮いた状態で投影されることになります。「施設像の高さ（ａ）」＝１０ｂ／ｄ「施設像の下端からの高さ（ｃ）」＝

6、1.5（ｄ－１０）／ｄ2【イメージ図】頂点3頂点1頂点2ｄ仮想描画面10m測定基準線仮想描画面測定基準線（仮想描画面から１０ｍに設定）ｂａ１．５ｍｃ10mｄ次に、頂点ごとに「施設像の高さ（ａ）」及び「施設像の下端からの高さ（ｃ）」から、「施設像の高さに施設像の下端からの高さを加えた高さ（ａ＋ｃ）」を求め、それらを結び、下記イメージ図のように仮想描画面上に作図を行います。【イメージ図】頂点2頂点1頂点3ａ２+ｃ２ａ３+ｃ３ａ１+ｃ１ｃ３ｃ１ｃ２仮想描画面の下端3（２）緑量像の作図方法緑量像の作図についても、基本的に施設像と同じ要領で行いますが、樹木につい

7、ては施設と異なり形状が一定ではないため、実際の形状を把握することに代えて、面積の算出が複雑にならないように樹木の形状に合わせて楕円形、三角形、長方形等の図形を当てはめるという単純化を行っても構いません。具体的な樹木の形状については、財団法人建設物価調査会が管理しているホームページ「緑化情報ナビ」（http://ryokka.kensetu-navi.com/）を参考に分類すると、おおむね下記イメージ図の４種類になると考えられます。【イメージ図】(例)ヒマラヤスギ(例)モチノキ常緑針葉樹常緑広葉樹（樹形：三角形）（樹形：長方形）(例)プラタナス(例)ケヤ

8、キ落葉広葉樹落葉広葉樹（樹形：楕円形）（樹形：逆三角形）以上の方法によって、緑量の形状を確定し