亚洲各国雇佣情况

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1、通商弘報特集アジア2009年7月28日作成日本貿易振興機構海外調査部アジア大洋州課金融危機の実体経済への波及は、アジア・オセアニア諸国の雇用情勢に深刻な影響を及ぼしました。2009年半ばになり、一部の国、産業に生産・受注回復の兆しがみられる中、雇用情勢はどのように変化しているのか、また、進出日系企業は生産調整に伴う人員の削減や生産拠点の移転・閉鎖、あるいは新規採用に際してどのような課題に直面しているのか、アジア大洋州課と14のジェトロ海外事務所から、アジア・オセアニア地域の雇用情勢と企業の労務対策について最新事情を報告します。目次１．総論新規労働者の確保など新たな課

2、題も（アジア,オセアニア）................2２．北アジア地域..............................................................5２－１．加工貿易を支えた広東省の労働環境が一変（中国）.......................5２－２．日系企業は「非正規職法」に関心（韓国）...............................8３．東南アジア...............................................................10３－１．北部進

3、出日系製造業の求人好転、人材確保に学校訪問も（ベトナム）......10３－２．日系企業は売り手市場の様相を懸念（ベトナム）........................11３－３．企業は先行き改善を見込む（タイ）....................................12３－４．採用難、産別労組結成など日系企業に課題（マレーシア）................16３－５．中技能の外国人向け就労ビザ発給条件を厳格化（シンガポール）..........19３－６．解雇者数、想定を下回るペース（インドネシア）.....................

4、...22３－７．政府はワークシェアリングで雇用確保の構え（フィリピン）..............23４．オセアニア...............................................................28４－１．新規求人の減尐に歯止めかからず（オーストラリア）....................28４－２．失業率は今後さらに上昇（ニュージーランド）..........................30５．南西アジア....................................................

5、...........31５－１．過度の売り手市場から買い手市場へ調整進む（インド）..................31５－２．繊維の工場閉鎖や自動車のレイオフ続く（パキスタン）..................34５－３．雇用維持しつつ労働コスト削減に集中（スリランカ）....................36１．総論新規労働者の確保など新たな課題も（アジア,オセアニア）2009年07月21日アジア大洋州課アジアでは、中国やインドを筆頭に世界同時不況からの回復の動きが見え始めたものの、各国の回復状況にはバラツキが大きく、雇用情勢はまだら模様になっている。一

6、部の国では、雇用拡大に向けた企業の動きが活発化しているが、外国人労働者に対する規制の強化、労働法改正に伴う市場の硬直化、都市部近郊での労働力不足など、新たな課題も浮上してきた。最新の雇用情勢や日系企業の対応について、アジア・オセアニアの14の事務所からシリーズで報告する。＜経済の回復状況にはバラツキ＞IMFが7月8日に発表した世界経済見通し（改定見通し）では、新興アジア諸国・地域の2009年の経済成長予測を5.5％に上方修正（4月の見通しから0.7ポイント上昇）した。その理由としてIMFは、大規模なマクロ経済上の刺激策が功を奏しており、資本フローが予想以上に早く回復

7、していることを挙げている。国・地域別では、中国が7.5％（1.0ポイント上昇）、インドが5.4％（0.9ポイント上昇）とそれぞれ上方修正され、両国の見通し改善がアジア全体の成長見通しを押し上げるかたちとなった。一方、ASEAN5はマイナス0.3％（0.3ポイント低下）、アジアNIEsはマイナス5.2％（0.4ポイント上昇）との見通しで、世界同時不況からの回復には、国・地域により大きなバラツキがみられる。08年10月以降の各国の雇用情勢をみると、輸出志向型の製造業を中心に、生産拠点の移転・閉鎖による雇用喪失や、生産調整に伴う人員削減などの事例が多数報告されている。