基础的知识技能身付子育成

基础的知识技能身付子育成

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时间:2019-02-17

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1、基礎的な知識と技能を身に付けた子どもの育成- 算数科・数と計算の領域における学習指導の充実を通して -名取市立愛島小学校1 主題設定の理由 子どもたちの学力低下が懸念されている近年,「確かな学力」の育成,とりわけ,基礎・基本の確実な習得が求められている。算数科においても,基礎的な知識と技能を子どもたちに確実に身に付けさせることの重要性が強く叫ばれている。 本校の教育目標は「主体的に学ぶ力と豊かな心をもち,健康でたくましい子どもの育成」である。主体的に学ぶ力を育成するためにはそのもととなる基礎・基本を子どもにしっかり身に付けさせることが不可欠である。 一昨年度のCRTテストの観点別集計で

2、は,4領域とも全国平均に達していない学年が多かった。昨年度は算数科の全領域の基盤となる「数と計算」の領域を繰り返し指導した結果,「数と計算」領域では,すべての学年において伸びが見られた。また,全国平均を越えた学年が3学年となり,確実に基礎・基本が身に付いてきていると言える。しかし,個別に指導すべき子どももおり,一人一人の実態に応じた指導のさらなる工夫が必要である。以上のことから,今年度は,これまで試した手だてを視点ごとにまとめるとともに,子どもたちの実態に即した,愛島小学校としての指導の在り方を提案したいと考え,本主題を設定した。2  研究目標基礎的な知識と技能を身に付けさせるための学

3、習指導の在り方を算数科「数と計算」領域の実践を通して明らかにするとともに,その充実を図る。3 目指す子どもの姿 進んで学習に取り組み,数と計算の基礎的知識・技能を着実に身に付けていく子ども4 研究の視点(1)習熟を図る指導の工夫 子どもたちに基礎的な知識と技能を確実に身に付けさせるためには,既習事項を繰り返して指導するなど,習熟を図る指導が必要である。 昨年度までに,本校ではドリルタイムの実施や家庭学習の手引き・家庭学習カードの作成などを行ってきた。今年度は,子どもの実態や教材の系統性をふまえ,ドリルタイムの年間指導計画の作成や教材の作成,家庭学習の見直し等を行うとともに,単元や授業の

4、中にそれらをどうかかわらせていくのかを考えることで,子どもたちに基礎・基本を確実に習得させる指導を工夫していきたい。(2)個に応じた指導の工夫 子どもたち一人一人に,基礎的な知識と技能を確実に身に付けさせるためには,友だち同士が学び合い高め合うような授業とともに,子どもの実態に応じて,それぞれの子どもにきめ細かい指導を施す工夫が必要である。 例えば,算数的活動や体験を取り入れた指導を取り入れることで,子ども一人一人の中に,確かな「数の感覚」を育むことは重要である。また,少人数指導・TT指導を工夫したり,補充的・発展的な指導を工夫したり,ITを活用したりすることで,従来の指導を改善し,よ

5、り個に応じた授業を実現できるだろうと考える。(3)評価の工夫 昨年度の研究の課題には,「子どもたち一人一人に基礎・基本が定着したかどうかについての具体的な評価の在り方」が挙げられている。 そこで,今年度は,自己評価(個人到達表)や相互評価の具体的な方法を考え,授業で実践する。そして,その評価を授業にいかにフィードバックするかといった,形成的な評価の在り方について考えていくことにした。5 研究の概要(1)実態調査による考察① CRTテスト(2006.2・2007.1)の結果分析から CRTテストの結果から,昨年度までの研究の成果が現れていることが分かった。しかし,がい数やがい算といった,

6、計算の技能より数の理解を要求される内容で,まだ理解が十分でない子どもが見られる。また,実態調査の理解をみる問題では,昨年度よりC評価(白紙や誤答)が増えるという結果が出た。個に応じた指導を工夫して,一人一人の子どもに対する理解を深めていく必要があると考えられる。② 実態調査(2006.5・2007.6)から 実態調査は,計算の意味を理解したり計算の仕方を考たりする力をみる問題,計算を活用する力をみる問題,関心・意欲・態度をみる問題と,3つの観点から問題を作成した。 実態調査の計算問題では,特定の問題で正解率が低くなることがあった。また,理解はしているようだが,いわゆるケアレスミスをする

7、子どもも見られた。 習熟を図る指導をさらに工夫していく必要があると考えられる。(2)授業研究 今年度の授業研究は,以下のように実施した。指導案検討第1回研究授業・事後検討会指導案検討第2回研究授業・事後検討会低学年部9/149/212-210/2611/21-2中学年部6/126/294-111/3012/3・43-1高学年部5-19/2710/26-1表2 授業研究実施日程 授業研究では,共同研究という視点から,指導案検討→研究授業参観→事後

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