生理学1试験対策

《生理学1试験対策》由会员上传分享，免费在线阅读，更多相关内容在学术论文-天天文库。

1、生理学1　試験対策Ver.0.2b前書き毎度お騒がせしております。この度は生理学1の試験対策を行います。尚、今回は、問題の方が図が豊富で、これをいじりたくなかったので、問題の方は別ファイルということでお願いします。毎度、問題を整理してくれる大原氏に感謝の意を表しつつ、では、問題を解いていきます。でわでわ。多分解いてみたはいいけど、ぼろぼろっぽいので突っ込みよろしく。消化と吸収2002年度試験問題1.　1)さて、胃の分泌細胞として抑えておく必要があるのは、主細胞=ペプシノーゲン、G細胞=ガストリン、壁細胞=塩酸、ECL細胞(Enterochr

2、omaphinlikecell)=ヒスタミン、D細胞=ソマトスタチンというところでしょうか。解:ガストリン=G細胞、ヒスタミン=Enterochromaphinlikecell2)さて、ガストリンですが、分泌促進を行うのは、ペプチド、カフェイン、アルコール、ボンベシン、Ach、逆に抑制するのは、ソマトスタチン、セクレチン、CCKといったところでしょうか。まあ、胃内容物の刺激、と考えると、解:ペプチド、カフェイン、アルコールといったところでしょう。3)さて、情報を整理してみましょう。とりあえず、・ヒスタミン合成能のないマウスの場合、ガストリン

3、を注射しても、胃酸の分泌量は変化しなかった。それはガストリンの注射量にかかわらず、変化しなかった。・ヒスタミン合成能のあるマウスの場合、ガストリンを注射すると、胃酸の分泌量が増した。・野生種のマウスに、ヒスタミンH2レセプター拮抗剤を与えると、ガストリン投与後の胃酸の分泌量増加が見られなかった。ここからいえるのは、ガストリンがヒスタミンを分泌させ、その結果、ヒスタミンが胃酸を分泌させるということではないでしょうか。解:ガストリンがヒスタミンの分泌を促進し、分泌されたヒスタミンが胃酸の分泌を促進する。4)さて、Achは迷走神経から分泌されるっ

4、てのはいいでしょう。あとはどのような刺激か、ですか。まずは味覚嗅覚などによる無条件反射や、視覚などによる条件反射によっても分泌されますし、あとは、胃の伸展刺激による反射もあります。解:味覚刺激や、嗅覚刺激、機械的刺激などによる無条件反射や、視覚を介した条件反射により、迷走神経から分泌される。5)さて、またグラフを整理してみましょう。ここでは作動薬=Achと考えていいでしょう。Bからわかること1.作動薬投与により胃酸分泌量が顕著に増加した2.作動薬にACｈレセプター拮抗剤を投与すると胃酸分泌量に変化は見られなかった。3.作動薬にH2レセプター

5、拮抗薬を加えると胃酸分泌増加量は少なくなったCから分かること4.作動薬を投与すると胃酸分泌量が増加5.作動薬にACｈレセプター拮抗薬を加えると胃酸分泌量に変化は見られなくなった。6.作動薬にH2レセプター拮抗薬を加えてもBほど増加量は減少しなかった。　で、増加量を比べると1>4>3=6>2=5といったところでしょうか。まあここからこんな感じでまとめればいいんじゃないでしょうか。解:アセチルコリンはヒスタミンを介さずに胃酸の分泌を促すとともに、ヒスタミンの分泌を促し、そこからも胃酸の分泌を促す。　これは、野生種においてH2ブロック下でもアセチ

6、ルコリン作動薬投与によりHDC-/-マウスと同程度に胃酸分泌量が増加し、またH2ブロックのない状態では、H2ブロック下よりも有意に多量の胃酸を分泌することから、アセチルコリンを介した胃酸分泌のPathwayにはヒスタミンを介する経路とヒスタミンを介さない経路が独立に存在すると考えられるからである。6)さて、例によって、実験から分かる情報をまとめて見ますか。1.いずれの群もアトロピン前処理している方が、胃酸の分泌量が少ない2.野生種とHDC-/-においては後者の方がヒスタミン投与時の胃酸分泌量が多いここまで情報をまとめてみて、縦軸のスケールを

7、ふと見てみると、A,Bとはかなりスケールが違いますよね。つまりHDC-/-にヒスタミンを与えた時の増加が他の条件での増加よりもかなり大きいということですね。ただ、アトロピンを与えたことによる差異、というのが微妙なのですが、まあ、これはWildとHDC-/-の差異なのでこんな感じでないでしょうか。解答案:胃酸を分泌する細胞にはヒスタミンレセプターが存在する。野生種においてはヒスタミンの分泌によりヒスタミンレセプター数の調節がなされているが、HDC-/-においてはヒスタミンの分泌が起こらないため、レセプター数の調節がなされず、レセプター数が野生

8、種よりも多くなっているため、胃酸分泌において差異が生じたと考えられる。7)ここまでくると、レセプターとしては、ヒスタミンを受容するもの、迷走神経からのアセチルコリンを受容するもの