松本光雄：表现于类书的中国社会之特性

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1、KURENAI:KyotoUniversityResearchInformationRepositoryTitle類書に表現される中國社會の特性Author(s)松本,光雄Citation東洋史研究(1957),16(1):58-67IssueDate1957-06-30URLhttp://hdl.handle.net/2433/148067RightTypeJournalArticleTextversionpublisherKyotoUniversity，458術、随筆等々も、集部の詩文に至るものまでも、支配者階る書籍は言うまでもないが層たる

2、意識の下に著述編纂されたことである。経史に属ナた成ナる支配者階層の所産になるものであり、読書範聞もま全古書籍に共通ナる特性はの数倍の量に達ナるのではあるまいか。しかしてこの中園志、家譜、宗譜等々の中圏全古書籍は恐らく優比四庫全書前代の書籍、各時代の腕志理され、中園古書籍は膨大ζ先秦時代から清代までの大約二千五百年間に所産されたの階層に限定され類かの四庫全書となったのであるが書に表現される中園枇舎のなもので、なおかつ、子部の哲率、農閉、、ζ道志、府志その主要部分は清れが各時代の政治組織を構ζ札らのも、省志、、四庫編纂後の山子のが支配、代に於て整醤

3、率山志、寺、者階整特性あるというこただちにられる。従って中園全古書籍に共通ナる性格並びに内容は階層の濁占した所調漢文剛胆であるということからも哀附けこれらの全古書籍の文艦が先秦時代から情代までの支配者と比較ナる時毅然たる差異の存することが了解される。をも感じないが、他の園々特性はこれを中園の範囲で考究している限りでは何の奇異支配者階層ならでは了解に苦しむ部分がかなり多い。この層たるの意識に立脚しているさてこの中園古書籍の悉くが上述した性格を有していた事震は各時代の支配者階層に共通ナる性格の表現反映で中園古書籍のなj会とは誰しも肯定する所であろう

4、オミかで

5、

6、例えば西洋諸園ーーの。他の園々に於てその例をみさればそ光の内容には中園の。雄それ-58-59従って類書の共、通した性格を究明ナることこそ支配者階層者階層のもつ特異なる性格が必然的に要求したものであり、纂された類蓄は、中園の各時代の政治組織を構成ナる支配力のもとに編園に於てのみ何の故に各時代に亙ってかくも驚歎ナベき労争れム:玉、も中園から停来した類書の抜悲並びに復刻の事業は行われまた編纂を企圃されたことナらなかった。な暗闘する書籍は西洋諸闘に於ては殆んど一度も編纂されたり於て特異なる性格をもっていたのであり、きものであるが、たものであ

7、る。時の文化層を結集し多大な第力と長い年月を費して完成し纂され、は極めて多く、存ナる類書並びに書志書目録等に見える散逸した類警の数ない特異の形瞳をそなえたものは類書ではあるまいか。現かかる西洋諸園並びに日本にその例をみない類蓄が、中とれらの類書は一見種々の用途をもった僻典とも稿ナベμ日本自健の類書の編纂は極めて少い。その多くは時の王朝自艦の事業として、念行され、滅されたのであろうか。私はここに多数に編Jその巻映も膨大であり、各時代に亙って続その共通した形館及びその果した役割にかかる僚件に該LS日本に於て三朝名臣言行録一十四巻、皇輿西域圃志五十二

8、巻、日下奮二百缶、歴代名臣奏議三百五十省、五朝名臣一言行鎌一十巻、異鮮五十五巻、通志二百巻、縮、通志六百四十巻、皇朝、通志部中の宋史紀事本末一百九巻、耀史一百六十缶、春秋戦闘とは言うまでもないが、史・子・集部に於ても、例えば史のものがかなり多い。経部の主要部分がこの形鰻であると瞳の定義と考え、類書類以外の古書を精査すると、一書を成したものである。かかるものを類審に共通する形に存在ナる古書のその類自に相臆する部分を抜翠輯録して者が直接に著述した書ではなく、にはなんらの意義も存しない。私見に依れば、類書は編纂の定義とも言うべきものを推察することがで

9、きるが、の繁遭を比較検討すると、中園自鰻に於て考えられた類書組目提要等々の幾多の書目鋒に依っ私見を述べてみたいと思う。の性格を懇明ナる一方法であると信じ、以下惰書、唐書、宋史等々の書志並びに崇文総目、四庫全書それぞれの類目の下に既τ、中園古書籍の分類ζれに就てのζの形これ-59ー60る範閣はさらに繊大され、殆んと中岡全古書籍の年にも達ナの集註なとをもって不完全の類書と見倣ナならば、類書のらにまた皇府組解、説部、た志、寺志等の主要部分もまたこの形をもって構成されていしたものである歴代題古詩類一百二十巻等々は完全に類書の形腿を具備巻、歴代賦業一百八

10、十四巻、細川文榔川一散物詩選四百八十六巻、省、呉都文粋組集五十八省、南宋雑事詩七巻、文章軌範七百巻、漢文鑑四十一岱、宋文鑑一百五十巻、成都文類五十文選