大気汚染防止法石绵飞散防止対策解说

《大気汚染防止法石绵飞散防止対策解说》由会员上传分享，免费在线阅读，更多相关内容在行业资料-天天文库。

1、第２章大気汚染防止法における石綿飛散防止対策の解説１．目的（目的）◆法第１条この法律は、･･････建築物の解体等に伴う･･････粉じんの排出等を規制し、有害大気汚染物質対策の実施を推進･･････定めること等により、大気の汚染に関し、国民の健康を保護するとともに生活環境を保全･･････することを目的とする。(解説)石綿の排出抑制を図るため、石綿製品製造工場に対する規制をはじめとして、廃棄物処理や自動車のブレーキライニングについては対応が図られてきたところであるが、建築物の解体等に伴う石綿の飛散については、主として

2、行政指導により対応してきた。平成7年1月の阪神・淡路大震災において被害を受けた建築物の解体等に伴う石綿の飛散が懸念された。また、解体等に伴う石綿飛散のおそれが高い吹付け石綿を使用している建築物は、その建て替えのための解体等の大幅な増加が見込まれ、対策の徹底を図る必要があることから、平成8年5月9日に「大気汚染防止法の一部を改正する法律」が公布され、建築物の解体等に伴う石綿の飛散防止に係る所要の措置が講じられることとなった。その後、平成17年６月末以降、アスベスト問題への社会的な関心が高まったことから、石綿が使用されてい

3、る建築物の解体作業等における特定粉じんの飛散を防止する措置を拡充・強化するため、当該措置の対象となる建築材料及び作業の範囲を拡大することを目的に、大気汚染防止法施行令の一部を改正する政令等が平成17年12月21日に公布されたところである。２．特定建築材料の種類（定義等）◆法第２条（中略）９この法律において「特定粉じん」とは、粉じんのうち、石綿その他の人の健康に係る被害を生ずるおそれがある物質で政令で定めるものをいい、「一般粉じん」とは、特定粉じん以外の粉じんをいう。12この法律において、「特定粉じん排出等作業」とは、吹

4、付け石綿その他の特定粉じんを発生し、又は飛散させる原因となる建築材料で政令で定めるもの（以下「特定建築材料」という。)が使用されている建築物を解体し、改造し、又は補修する作業のうち、その作業の場所から排出され、又は飛散する特定粉じんが大気の汚染の原因となるもので政令で定めるものをいう。（特定粉じん）◆施行令第２条の４法第二条第九項の政令で定める物質は、石綿とする。（特定建築材料）◆施行令第３条の３法第二条第十二項の政令で定める建築材料は、次に掲げる建築材料とする。一吹付け石綿二石綿を含有する断熱材、保温材及び耐火被覆材

5、（前号に掲げるものを除く。）－18－(解説)特定建築材料は、特定粉じん(石綿)を周辺環境へ飛散させるおそれのあるものであり、石綿を含有する建築材料のうち、その生産量、使用量等も考慮して、石綿飛散性の高いものとして、当初、吹付け石綿が指定された。その後、石綿が使用されている建築物の解体作業等における特定粉じんの飛散を防止する措置を拡充・強化するため、特定粉じんを発生し、又は飛散させる原因となる建築材料に既に指定されている吹付け石綿に加え、石綿を含有する断熱材、保温材及び耐火被覆材が追加された。今回、特定建築材料に追加され

6、た石綿を含有する建築材料は、解体等に当たって掻き落としや機械による破砕等が行われた場合、吹付け石綿と同様な飛散が生じるとされていること、及び既に石綿障害予防規則第５条の届出の対象となる建築材料であることから、大気汚染防止法の規制対象に加えられたものである。ここで「石綿を含有する」とは、吹付け石綿に関する従来の判断基準と同様に、建築材料の製造又は施工に際して石綿を意図的に含有させたことをいい、それが不明な場合にあっては、石綿の質量が当該建築材料の質量の１％を超えることをいう。特定建築材料は、解体等作業に伴い特定粉じんを発

7、生し、又は飛散させる原因となる建築材料が規定されている。当該特定建築材料が防音等の目的で使用されていようと解体等作業における飛散の度合いは変わらないことから、使用の目的を問わず「材料」で規定されている。特定建築材料に該当する建築材料の例は図表2－1のとおり。図表2－1特定建築材料に該当する建築材料の例施行令における区分建築材料の具体例①吹付け石綿、②石綿含有吹付けロックウール（乾式・湿吹付け石綿式）、③石綿含有ひる石吹付け材、④石綿含有パーライト吹付け材石綿を含有する断熱材（吹付け石綿を除く。）①屋根用折版裏断熱材、②

8、煙突用断熱材①石綿保温材、②石綿含有けいそう土保温材、③石綿含石綿を含有する保温材有パーライト保温材、④石綿含有けい酸カルシウム保温材（吹付け石綿を除く。）、⑤石綿含有ひる石保温材、⑥石綿含有水練り保温材石綿を含有する耐火被覆材①石綿含有耐火被覆板、②石綿含有けい酸カルシウム板（吹付け石綿を除く。）第二種、③石綿含有耐火被覆塗り材